全国神社の中心、伊勢神宮 内宮・外宮(三重県)

この記事は約5分で読めます。

皇室の御祖先であり、日本人の総氏神である天照大御神を祀る全国神社の中心伊勢神宮(三重県)

創建は2000年以上前ともいわれています。

伊勢神宮といえば皇大神社である内宮、豊受大神宮である外宮と

大きく2つあるというのが有名ですが、内宮・外宮のほか、

14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社、合わせて125社が伊勢神宮です。

スポンサーリンク

伊勢神宮 内宮・外宮と周辺マップ

ご存知かと思いますが、伊勢神宮 内宮・外宮は案外離れています。

Googleによると、徒歩50分、バスで22分、車でも12分。

また、年始だけでなく週末の参拝客もかなりの人出になるので駐車場は何ヶ所もあります。

それでも駐車場待ち時間は結構かかるので、早めの時間に行くのがオススメ。(もしくは宿泊)

ルートや駐車場については前にブログ記事で書いていますので、よかったらそちらをご覧ください。

【御朱印】【ルート】伊勢神宮参拝で気をつけた方がいい事【いつ行くのが良いの?】【駐車場は?】

まずは外宮へ

外宮

二見興玉神社で伊勢神宮 内宮・外宮参拝前に禊のお参りを済ませて、いざ外宮へ。

(二見興玉神社のブログ記事はこちら

外宮の御祭神

伊勢神宮の外宮は、豊受御大神が御祭神です。

豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)ですが、

衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。

手水舎(外宮)

手水は伊勢湾の海辺(夫婦岩のあるあたり)を思わせる岩造り。

拝殿(外宮)

正宮の建物は茅葺き…もとい萱葺の屋根で、唯一神明造という建築です。

外宮、内宮ともに正宮のみがこの建築様式です。

外宮は、屋根の端に2本突き出ている千木の切口は垂直の外削ぎ、

棟の鰹木(屋根の上にある水平方向の棒)は外宮が9本です。

月夜宮(つきよみのみや)

外宮の北御門から神路通りを西へ300mほどの神路通りは、

幅員4m程度の1直線の道。「神が通る道」と言われています。

月夜宮の御祭神

御祭神は、月夜見尊(つきよみのみこと)、月夜見尊荒御魂(つきよみのみことあらみたま)です。

樹齢数百年の楠などたくさんの木々の中にある神域です。

社殿(月夜宮)

月夜宮では、月夜見尊月夜見尊荒御魂の2柱を同じひとつの社殿でお祀りしています。

月の満ち欠けに基づく太陰暦を用いて農作業の計画を立ててきた経緯から、農業にゆかりのある神とされてきました。

神明造の社殿といえば、裏伊勢と呼ばれる宗像大社の第二宮、第三宮

(詳しくはブログ記事参照です)

おかげ横丁

内宮の前にある「おかげ横丁」には赤福本店があります。

毎月1日には朔日参りにくる参拝客向けに朔日餅の販売があります。

餅の種類は月毎に変わり、買うのには並ぶなど、人気でハードルの高さもあります。

ほかにも季節メニューで夏には赤福のかき氷があり、こちらも人気です。

内宮

外宮から車で移動すること12分…のはずが、内宮参拝者の渋滞に巻き込まれてしまい、

外宮出発から内宮駐車場まで一時間半かかりました。(泣)

ブログ記事「【御朱印】【ルート】伊勢神宮参拝で気をつけた方がいい事【いつ行くのが良いの?】【駐車場は?】」参照

宇治橋

内宮の参道は、五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります。

敷地内の森が巨大な日本庭園のようで、時間の流れが違うような感覚にもなります。

手水舎(内宮)

手水の形は外宮と同じですね。

拝殿(内宮)

皇位の象徴として歴代天皇が継承するといわれる三つの神宝のうち、

八咫鏡 (やたのかがみ) が天照大神の御魂代として奉納されています。

外宮と違い、千木は水平に切る内削ぎ、鰹木も内宮は10本と偶数です。

外宮内宮と拝殿の造りをみると、櫻井神社の奥宮・櫻井神宮の社殿と雰囲気が似ています。

屋根が萱葺だからというのもあるでしょうが、よく見ると建築様式にも何か共通点がありそうです。

(櫻井神宮についてはブログ記事参照)

内宮神楽殿

奏楽‧舞を伴うご祈祷、「御神楽」(25〜40分程)を行う神楽殿がこちら。

隣には⼀般的な御祈祷の「御饌」(約15分程)を⾏う御饌殿があります。

「御饌」と「御神楽」は、ともに大御神への感謝と真心の表れです。ご祈祷により大御神の更なるご加護をいただき、豊かで明るい生活をお送りください。

https://www.isejingu.or.jp/visit/prayer/ 御饌御神楽の違い

ちなみに古来では私幣禁断(天皇のほかは私的な幣帛を捧げてする祈祷が禁じられていた)とされていたため、

庶民が親しんで信仰、参宮したのは中世以降だったようです。

参集殿

参拝者用の休憩所「参集殿」です。

ほかに御朱印帳やお守りなども買うことができます。

月讀宮(つきよみのみや)

こちらは間におかげ横丁がある分、月夜宮より正宮から遠いので車に乗って移動しました。

月讀宮の御祭神

内宮の別宮、月讀宮は、外宮の月夜宮と同じ御祭神です。

(御祭神が同じなのに別の漢字を使っている理由が何かは不明ですが…)

社殿

月読宮は月読尊と荒御魂をそれぞれ別の社殿にお祀りしています。

伊勢神宮の御朱印

伊勢神宮の御朱印は全部で7つ。

わたしはまだ4つしか集められてないので、いつか7つコンプリート出来るといいなあ。

Lin🌸

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました