【御朱印】【ルート】伊勢神宮参拝で気をつけた方がいい事【いつ行くのが良いの?】【駐車場は?】

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こんにちは、Linです🌸

11月の24日(日曜)に伊勢神宮を参拝しに行ったのですが、伊勢神宮ってすごくたくさんの宮があるんですよ。

伊勢神宮は2000年の歴史があり、日本神話の主神:天照大御神を祀る内宮(ないくう)と豊受大御神を祀る外宮(げくう)を中心に、全部で125の宮社があります。

125って凄くないですか?実際に行かれた事のある方はご存知だと思うのですが、メインとなる内宮と外宮の2つは少し場所が離れていて、車またはバスで20~30分くらいです。

お伊勢参りといえば外宮に行ってから内宮を参るのが作法。

それに加え、お伊勢参りに行く前に禊をする神社としてある二見ヶ浦の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)を先に参るのが良いとされていたりなど…計画的に回らないと到底、全てはお詣り出来ません。

Linは実家が伊勢にそこそこ近いのですが実はしっかり伊勢神宮をお参りしたことがなかったんですね。ずいぶん久しぶりに行ったのですが、やはり広いし、日曜だったので混雑がすごくて。色々失敗したなと思う事がありました。

そんなわけで、「伊勢神宮参拝で気をつけた方がいい事」について、これから初めて伊勢神宮へお参りする方の少しでも参考になればと思い書いてみました。

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🌸行き方・アクセス、駐車場について

1)外宮

伊勢神宮 外宮の鳥居
外宮の鳥居

電車:

近鉄またはJRの伊勢市駅下車。外宮までは徒歩で約7分です。

車:

東京・名古屋・大阪方面からは伊勢自動車道(有料)、津・松阪方面からは国道23号線を南下して向かいます。駐車場は、外宮の表参道入り口向かって右側に4つあります。

駐車場が第1駐車場(50台)、第2駐車場(210台)、第3駐車場(60台)、北御門広場臨時駐車場(120台)とあり、いずれも駐車料金は無料、2時間まで駐車可です。

日曜日の朝10時20分頃に行きましたが、駐車できるまでの時間は約30分ほどかかりました。やはり日曜は混んでいます。

2)内宮

伊勢神宮 内宮の鳥居
内宮の鳥居

外宮から:

内宮前バス停に停車する路線バスが、始発は6時49分から出ており運賃は440円です。(2019年12月時点)

一番多い時間帯で1時間に8本。なかなかの本数が出ていますね。所要時間はバスで20分~30分です。道が混んでなければですが(汗)

大人の交通手段・タクシーという手もありますが、日曜日のタクシー乗り場はかなり長蛇の列でした。(バス停の方面には行ってないのでわかりませんが、タクシーの列を見る限り、座るのが難しいレベルには混んでいたのではないかと推測…)

伊勢市駅から:

外宮行かないで直に内宮に行きたい!って方は伊勢市駅からのバスがあるのですが、どのみち外宮前を通っていくので同じバスです。料金も440円と変わりません(2019年12月時点)

外宮から20~30分ですが、車だと駐車場の問題があり、入れないと長らく並ぶことになります。

伊勢磯部線を東進すると国道23号線にぶつかるのですが、伊勢磯部線の北側(おかげ横丁に入る手前のエリア)に6箇所(内宮B1・B2・B3・B4・B5・B6。合わせると1518台分)駐車場があります。

この時点であちこち満車表示が出ているとどこも入れずに23号線を右折し直進。右手に出てくる神宮会館(内宮まで徒歩5分ほどのところにある宿泊施設。

参宮記念品も販売している)の前を通り抜けてそのまま内宮に一番近い駐車場(A1・A2、49台)に向かう流れに。

わたしが行った時はここで結構時間をくいました。駐車料金ですが外宮は無料でしたが内宮は有料です。

おかげ横丁があるので単に参拝したら帰るという感じでもないので、お買い物や飲食をするとなると結構長時間駐車することになるかと。

料金は1時間以内が無料ですが1時間から2時間が500円、2時間以降は30分ごとに100円が加算されます。(営業時間は5時から19時、出庫は終日可能)

私が行ったときは外宮駐車場を出たのが12:30前で、内宮駐車場に停めれたのは14時前でした。

駐車するのに1時間くらい待ったでしょうか…。ちなみに五十鈴川沿いに五十鈴川右岸駐車場(20~30台、内宮まで徒歩10分強)という穴場駐車場があるようです。

1日1000円ですが、ここで停めれるなら長時間並ぶよりも良いかも。

(ちなみに五十鈴川沿いに内宮A4駐車場(53台)があります。地図を見る限りですが23号線突き当たりにある内宮横のA1・A2にとめなかった場合、左折してここに入るのでしょうか?)

🌸一番、失敗したと思ったこと

「もっと早い時間に行っておればもっとスムーズだったのでは」

実は一番失敗した事はこれに尽きます(笑)

全行程を車で行ったのですが、駐車場待ちが結構かかる。曜日や時間にもよると思いますが。で、敷地内にも参拝者が多く御朱印の授与にも結構並びました(涙)

ちなみに朝早くって何時ぐらいから行けばいいのでしょう?

伊勢神宮(内宮・外宮・別宮)の参拝時間は朝の5時からです。

早朝参拝は空気が綺麗な中、静かに神様をお参り出来るのが良いところ。

内宮から徒歩5分の場所にある神宮会館では宿泊者を対象とした朝6:30~の早朝参拝ツアーもあるようです。

また、冬至(12月23日あたり)の前後1ヶ月は内宮にある宇治橋で2つの鳥居の直線上に日の出がかかるという話も。

伊勢神宮のご来光ってちょっといい感じ。

宇治橋 伊勢神宮
宇治橋

🌸参拝時間と社務所

参拝時間

10月・11月・12月は午後17時まで

1月・2月・3月・4月・9月は18時まで

5月~8月は午後19時まで

日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)について

毎日行われるお祭りに、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)というものがあります。

外宮の御饌殿(神様の食堂)で毎日朝夕、4月~9月は7:50~8:20頃と15:10~15:40頃、10月~3月は8:50~9:20頃と14:10~14:40頃の1日2回、神様への食事を供えるお祭りです。

社務所(お札や御朱印の授与)

「内宮神楽殿」「外宮神楽殿」は午前6時から参拝停止時間まで

「三集殿授与所」(無料休憩所)は8:30~16時まで

🌸日程について「いつ行くのが良い?」

わたしが参拝したのはなんの変哲もないただの日曜日。普通にお参りするのも良いのですが、どうせならお祭りなど何かイベントがある時に行くのも良いですよね。

スケジュール

  • 2月:祈年祭(きねんさい)→ 豊作祈願
  • 11月:新嘗祭(にいなめさい、またはしんじょうさい)→ 収穫の感謝
  • 5月と10月の14日:神御衣祭(かんみそさい)→ 神様の衣、絹の反物・和妙(にぎたえ)と麻の反物・荒妙(あらたえ)をお供えするお祭り
  • 6月と12月の10日間ずつ:月次祭(つきなみさい)→ 国家安泰・国民の平和祈願
  • 10月15日:神嘗祭(かんなめさい)→ その年に収穫した穀物を供えるお祭りで一番重要とされる。御卜(みうら)、御神楽(みかぐら)も。
  • 4月と9月下旬:神楽祭 → 午前と午後の2回、内宮神苑の特設舞台で天下泰平を祝う舞楽が観れるお祭り
  • 9月中旬(中秋の名月):観月会 → 外宮まがたま池奉納舞台で中秋の名月を愛でる会。午後6時頃より神宮の楽士が短歌と俳句を披講し、管弦と舞楽が奏行される。お祭りではないですが、雅ですよね。

三節祭とは

伊勢神宮では6月と12月の月次祭と、10月の神嘗祭を三節祭と呼び、重要な儀式としています。

伊勢神宮 神馬の建物

神馬が見れる日は?

神様の乗り物とされる神馬(しんめ)は毎月1日、11日、21日の朝8時に正宮(しょうぐう、と読みます。内宮と外宮のことですね)へ牽参します。皇室から奉納された白い神馬が神官と共にお詣りする姿、ちょっと見てみたいですよね。

特に毎月1日の朝は「朔日参り(さくじつまいり)」。

朔日参りとは、前月の無事を感謝し当月の無事を祈るという風習。おはらい町(内宮の鳥居前町)にある赤福の本店では朔日餅が買えたりします。

行列が並ぶ「朔日餅」とは?

この朔日餅、1月を除く毎月1日の販売なのですが、毎月違う内容でかなりの人気のため前日から行列になる事もあるよう。

前日の午後17時から整理券の事前受付が開始され、当日朝3時から整理券の配布があります。

なんというハードル…(知らなかった)

朔日参りの月にもよりますが、行列で並ぶお客さんに楽しんでもらえるように料理店「すし久」で若手落語家による「みそか寄席」が開かれていたり、おはらい町の飲食店が朝4:45~朔日粥を販売したり、おかげ横丁では「朔日朝市」が開かれていたり。

8月1日は八朔参宮と呼ばれ五穀豊穣や無病息災を祈る特別な朔日参りとされるため、手に入りにくい粟餅を販売しているそうです。

赤福の公式サイト、朔日餅の買い方についてはこちらから。

朔日餅のご購入・ご予約方法 | 伊勢名物 赤福
三重県伊勢市。赤福餅の製造販売。赤福の歴史や会社概要、商品、店舗情報の紹介。

式年遷宮

伊勢神宮のお祭りの中で最も大きなものといえば、式年遷宮ですね。

20年に一度、内宮、外宮、14の別宮と宇治橋、御装束神宝を全て新しくして大御神にお遷りいただくお祭りです。

西暦690年、持統天皇4年から1300年続いており、最後に遷宮が行われたのは2013年。次回は2033年でしょうか。

色々な宝物が見られる貴重な機会なので、式年遷宮の際には訪れてみたいものです。

🌸御朱印授与に関する失敗

内宮、外宮とも社務所で一番混み合うのが御朱印の授与

窓口が5つくらいあるのですが、内宮、外宮の神楽殿ともに30分以上並びました。

伊勢神宮の敷地内がかなり広いのと玉砂利の道で歩き疲れてこの行列…結構辛い。

履き物は玉砂利を歩きやすいものが良いです。ヒールの靴やサンダルはやめた方が良さそう。

で、頑張って並んだのは良いですが、外宮は「外宮神楽殿」のみ御朱印授与が受けれるのに内宮は「内宮神楽殿」と「三集殿授与所」の二箇所があり、参拝の順路的に先に出てくる「内宮神楽殿」に比べ後で出てくる「三集殿授与所」のが混雑してないそう。

しまった、こちらに向かえば良かった。

しかも御朱印帳を伊勢神宮でいただこうと思っていたら、外宮で販売されている御朱印帳のデザインはひとつだけ。

伊勢神宮の三集殿授与所で買った御朱印帳袋と、外宮で買える御朱印帳(1000円)
三集殿授与所で買った御朱印帳袋と、外宮で買える御朱印帳(1000円)

伊勢神宮のヒノキで出来たご朱印帳はどこで買える?

わたしの欲しかった、伊勢神宮のヒノキで作られた特別感満載の御朱印帳は、内宮の三集殿授与所での販売

正式参拝ルートが外宮の後に内宮なので、これは少々辛い(笑)

(なお「三集殿授与所」は休憩所というだけでなく、御朱印帳袋なども売っています)

伊勢神宮のヒノキで作られた御朱印帳(2000円)
伊勢神宮のヒノキで作られた御朱印帳(2000円)

…と思っていたら、ネットで買えるんですね。

ヒノキが入らないと製作できないので時々売り切れて手に入らないらしいです。

行く予定がある方は早めに注文されるのが良さそう。

御朱印がいただける宮社(7社)

ところで伊勢神宮では125の宮社がありますが、御朱印がいただけるのは7社です。

外宮、月夜見宮(つきよみのみや)、内宮、倭姫宮(やまとひめのみや)、月讀宮(つきよみのみや)、伊雑宮(いざわのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)です。

そして全部が近くに集まっているわけではない、という…なんとハードな仕様でしょうか。

外宮、月夜見宮(外宮の別宮)は徒歩5~10分ほどで移動できるので、この2つは外宮駐車場からお参りができます。内宮と月讀宮(内宮の別宮)は少し離れていて、移動時間は車で5〜10分ほど。また、倭姫宮は月讀宮からさらに車で5分ほど(徒歩15〜20分)の移動です。

問題なのは伊雑宮と瀧原宮。

伊雑宮は内宮から車で20~30分。電車で行く場合、最寄り駅は近鉄上之郷駅です。そこから徒歩3分ですが、30分に1本しかありません。

また、瀧原宮は内宮前から車で30~40分。伊雑宮からだと1時間ほど。

電車だとJR滝原駅が最寄りなのですが、なんと駅から1.5km…御朱印を7つ集めるのであれば、車でないと厳しそう…頑張れば1日で集めるのは可能そうではありますが、スケジュールをがっちり組んで、おかげ横丁での買い物・飲食も控えて…という感じになりそうです。

やはり1泊2日は欲しいですね。もしくは御朱印集めがメインなら御朱印目的のバスツアーに参加するのも手かもしれません。

🌸ルート・まわりかたについて

ペース配分を間違えたのも結構な痛手でした。伊勢神宮、結構広いです。

参拝のモデルコース

伊勢神宮の公式サイトによると、

外宮参拝のモデルコース:30分コース、60分コース

内宮参拝のモデルコース:30分コース、60分コース、90分コース

となっているので、外宮を回る時間と内宮への移動時間、内宮を回る時間を単純計算すると、

60分+20分+90分=170分、そこに御朱印で並ぶ時間が30分(外宮)+30分(内宮)で、トータル230分(3時間50分)

そこへ、(今回わたしがかかった時間で恐縮ですが)外宮の駐車場待ち30分+内宮の駐車場待ち1時間が加わると、5時間20分

別宮もまわったりするとさらに時間がかかってきます。

わたしは伊勢神宮に行く前に二見興玉神社へ寄ったのですが、思いの外ゆっくり過ごしすぎてしまい(なんと1時間経っていた)、あとのスケジュールで全然ゆっくり回ることもできず、

御朱印をなんとか4箇所(外宮、月夜見宮、内宮、月讀宮)回る事ができましたが、ろくすっぽ飲食・買い物する時間もなく、外宮内宮敷地内にある宮もかなりすっ飛ばしての参拝となってしまいました。うーん、大失敗だあ。

お伊勢さん詣りは計画的に。

やはり朝早くから行くのがベストですね。

Linが実際にお伊勢さん詣りにいった話はまた後日書きます。御朱印写真なども☺️

(ちなみになかなか東京からだと遠くて行けないので、東京のお伊勢さんこと東京大神宮で初詣の参拝をしたりしています)

ではでは

Lin🌸

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