こんにちは、Linです🌸
最近人気とマツコの世界でも取り上げられる「アフタヌーンティー」に久しぶりに行ってきました。
今回行ってきたアフタヌーンティーはガブリエルシャネルの香水の世界観をアフタヌーンティーで堪能できるという期間限定のアフタヌーンティー。
ファッションニュースサイトのWWDで紹介していたのを見つけて、友人と二人で行ってまいりました。
場所はフォーシーズンズホテル丸の内(東京)です。期間は2019年10月15日~11月15日で、京都でも11月1日~30日開催。
ホテルのアフタヌーンティーって3000円~5000円くらいのイメージでしたが、こちらはなんとお一人様8000円!(税、サービス料15%込)
なんて強気なセレブ価格。(14:30~17:00のうち2時間)
フォーシーズンズの通常のアフタヌーンティー価格は5500円。税、サービス料別なので6000円は超えます。
🌸香水「ガブリエルシャネル」とは?
「ガブリエルシャネル」は2017年にシャネルから発売されたフレグランス。
「シャネル」を創始したココ・シャネルの出生時の名前「ガブリエル」を冠した香水です。
香りは白または黄色の可憐な花「ジャスミン」、エキゾチックで甘い香りの白い花「チュベローズ」(和名:月下香)、
熱帯多雨林に咲き催淫作用があるとも言われている黄色または白い花「イランイラン」、純血を象徴し鎮静効果のある白~薄いピンクの「オレンジフラワー」(オレンジの花)、
4つのホワイトフラワーでガブリエルシャネルの可憐さと強さを表現しているそう。
ガブリエルシャネルの香水の世界観をアフタヌーンティーで…というこの企画、12月1日まで天王洲アイルで開催している「マドモアゼルプリヴェ展」にあわせての開催です。
🌸Restaurant & Bar MOTIF(フォーシーズンズホテル、ダイニング)
フォーシーズンズホテル丸の内は東京駅八重洲口からすぐという立地。その7階にあるMOTIFはヘッドシェフ浅野裕之氏とカリナリーアドバイザー中道博氏によるフレンチレストラン。
(中道氏は札幌にある三つ星レストラン「モリエール」のオーナーシェフです。)
ちなみにディナーの値段を見たら9000円、12000円、15000円でした。(2019年時点)ここにワインの値段とかがかかってくるんですね。うーん、セレブ。
メインダイニングは56席、バーラウンジは77席と結構広いです。東京駅の上から東京駅を行き来する電車や新幹線を眺められるラグジュアリー空間です。
🌸GABRIELLE CHANEL AFTERNOON TEA
アフタヌーンティーは19世紀半ば頃、ヴィクトリア朝時代に上流階級で社交の場として始まった英国の紅茶習慣です。
当時イギリスでは食事が朝夕の二回だったため午後のお腹が空く時間に会話を楽しみながら紅茶とお菓子をとるのが流行したようです。
濃い目のストロングティーを好みでお湯で薄めながら、二杯目からはミルクを入れて紅茶を飲み、お菓子を摘む。お菓子はスコーン、ビスケット、マフィンやケーキなどで、サンドイッチなどの軽食も。
お菓子と軽食の提供の仕方はホテルによっても違いますが、ティースタンドでの提供の場合は下の段から食べるのが順序です。(サンドイッチ→スコーン→デザートの順)
ちなみに英国の紅茶習慣には、食事に重点をおいた「ハイティー」という習慣や、紅茶と一緒に2つのスコーンを食べる「クリームティー」という習慣もあります。
「ガブリエルシャネルの香り」アフタヌーンティーでは、まず席に通されるとテーブルにはCHANELの紙バッグがありました。中には「ガブリエルシャネル」の香水サンプルが。
テーブルには意外とシンプルなナプキン&プレゼンテーションプレート(位置皿)なのかと思いましたが、普通に取り皿でした笑(注:アフタヌーンティーです)
まず供されたのはレモンの輪切りが浮かんだ少し甘みのある冷たい紅茶ドリンクと柚子のポップコーン。爽やかな柑橘系でスタートです。
軽食はキャビアタルト、オマール海老ムース(With トリュフ)、サーモン ミ・キュイ レフォール、フォアグラのキャラメリゼ(With ジャスミン)、卵とキノコの入った生ハムのジュレ。
アフタヌーンティーの軽食ってサンドイッチとちょっとしたフィンガーフードくらいのイメージでしたがこちらの軽食、「ちょっとした」どころかなかなかのクオリティです。
さすがフレンチレストラン。値段も値段なのでそれはそうかもしれませんけど、個人的にはキャビアタルトがものすごく美味しかった。(おかわりしたいぐらい)
お菓子は軽食とは別のプレートでテーブルの真ん中に配置されました。こちらも実に美しい。
シトロンケーキ(インスピレーションパッション)、ジャスミンミルクのボンボンショコラ、グレープフルーツのコンフィ、マンダリンのタルトフロマージュ、梨のエスプーマ、
オパリスチョコレートのバニラマカロン、カシスとオレンジのシュー。
ガブリエルシャネルの香りがホワイトフラワー4種をベースに調合されているだけあって、お菓子のベースカラーは白〜黄色オレンジで統一。
またお味はジャスミンと柑橘のフレーバーを中心に展開しており、「ジャスミン」「チュベローズ」「イランイラン」「オレンジフラワー」で構成された
ガブリエルシャネルの香水の世界観をアフタヌーンティーで表しています。
ちなみにオレンジフラワーは香りがよく、一緒に行った友人がお菓子作りの風味づけに使いたいと言うほど。
オレンジフラワーの中でもビターオレンジの花は「ネロリ」という精油があるのですが、この精油の製造過程でオレンジフラワーウォーターというのが出来るんですね。
香りが良いので焼き菓子の風味づけ、香り付けに南仏などヨーロッパやアロマの国チュニジアなどで使用されています。
香りは、オレンジの実のように明るく爽やかな香りですが、オレンジの実に較べると柔らかで上品、フローラルな香り。化粧水にも使われたりも。
こちらは焼き立ての温かいスコーン。プレーン(左)と白イチジク&ココナッツ(右)です。クロテッドクリームと苺のジャムをつけていただきます。
クロテッドクリームは少し硬めのクリームのイメージですが、こちらのクリームは結構、ふわふわっとして緩め。淡いミルク感が軽くて結構好きです。
白イチジクとココナッツのスコーン、ザクザクした食感がかなり好み。もう少したっぷり付けたかったな~。
(言えば持ってきてくれたのかもしれないけど食べたりするのに夢中でした。by.小市民)
🌸30種類を超えるドリンク(MOTIF)
アフタヌーンティー中は紅茶を中心にドリンクが飲み放題となっています。以下はMOTIFでのアフタヌーンティードリンクのラインナップ(2019年時点)
お茶ドリンクはアイスティー4種(アールグレイ、ジャスミン、ケープオレンジルイボス、アイリッシュモルトミルク)、紅茶4種(イングリッシュブレックファスト、アールグレイ、アッサム、ダージリン)、ハーブティー4種(フォーシーズンズブレンド、レモングラス、ペパーミント、カモミール)、フレーバーティー4種(トロピカルオレンジ、クイーンオブチェリー、ストロベリー、モルゲンタウ朝露緑茶)、ティーラテ2種(アイリッシュモルト、マサラチャイ)、日本茶3種(煎茶、抹茶、ほうじ茶)、その他(ルイボス、ジャスミン)
コーヒードリンクはカフェインレスコーヒーを含むベーシックな8種類。(カプチーノ、カフェラテなど)
MOTIFオリジナルドリンクは、Le Bouquet「ル・ブーケ」(ヨーグルト、フルーツティー、ラベンダーシロップ)、Rouge Honey「ルージュハニー」(ブラッドオレンジ、オレンジハニー、クランベリー)
フロアを見る限り来ていたのがほぼ女性だったので、紫っぽくて可愛い雰囲気のル・ブーケを頼まれる方が多そうでした。(男性も来ていましたが5~6組に一人ぐらいですかね)
また、ホテルにもよりますが追加料金でシャンパンなども注文できたりします。フォーシーズンズではホットチョコレート8種類(フレーバー5種類、オリジナルドリンク3種類)がプラス500円、スパークリングワイン(またはスパークリンググレープフルーツジュース)がプラス1000円でした。ホットチョコレートやスパークリンググレープフルーツジュースなども気になります。
全ドリンクを制覇したい気持ちに駆られましたが、紅茶とハーブティーはポットで出てくるのでそんなにたくさんの種類は飲めず…
そして17時になると窓の外が夕暮れて、離れてはいますが東京タワーも少し見えたり。
🌸「ガブリエルシャネル」の香り
テーブルにお持ち帰り用で置いてもらってあった紙袋に入っていた「ガブリエルシャネル」パルファンのサンプル(5ml)です。
写真真ん中にある四角い白い紙はMOTIFの化粧室に置いてあったムエット(香りを試すための匂い紙)です。
化粧室に置いてあったので何時に付けたものかはわかりませんが、シャネルらしく芳香は強めで、数日後もふわっと良い香りが残っていました。
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わたしは職業柄で香水をつけなくなりましたが9月6日に発売した「ガブリエルシャネル」ヘアミストで、お出かけする際に軽く香らせるのが結構良さそうです。
また、ちょうど同時期開催していたシャネルの「マドモワゼルプリヴェ展」がとても良かったので、気分が上がるアフタヌーンティーでした✨(マドモワゼルプリヴェ展の記事はこちら)
Lin🌸
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