こんにちは、Linです🌸
七夕の夜に赤坂氷川神社で「星合ひの縁結び」御祈祷を受けてまいりました。「星合ひの縁結び」とは、東京三大縁結び神社の一つ、赤坂氷川神社で七夕の時期に行われる限定の御祈祷です。
七夕といえば年に一度、天の川で織姫と彦星が逢える日。ロマンチックな風情溢れるイベントです。
その日に合わせた縁結び良縁祈願って素敵じゃないですか?
🌸赤坂氷川神社とは
東京の三大縁結び神社といえば、「東京大神宮」「出雲大社東京分祠」「赤坂氷川神社」。
赤坂氷川神社(公式サイトはこちら)の御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、大己貴命(オオナムジノミコト)です。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した素戔嗚尊が、その時に助けた奇稲田姫と結ばれたという伝説から縁結びの神様として祀られるようになったのです。
大己貴命は大国主命とも呼ばれており、古事記や日本書紀では素戔嗚尊の子孫とされています。大国主命は恋多き神様で、多くの女神様と結ばれているそうです。
そんな赤坂氷川神社、困難の多い恋にご利益がある神社。ブログ記事にも書いています。
赤坂氷川神社の詳細はこちら↓↓↓
🌸星合ひの縁結びとは
縁結び参り
赤坂氷川神社では月一回、縁結び参りという良縁祈願のお参りがあります。
通常17時に閉場してしまうのですが、仕事などで行けない人も来れるよう夕方(18時〜)に開催している良縁祈願祭。
授与品の櫛と藍の種のお守り袋が可愛いと人気のお参りです(初穂料3000円〜)。
毎月1日の朝9時から受付開始なのですが、あまりの人気のため電話は繋がらなくなり、問い合わせフォームからの申し込みは9:00ジャストに送っても間に合うかどうか、という人気ぶり。
私も電話と問い合わせフォームから挑戦してみましたが、電話は全く繋がらないためフォームで送ったものの間に合わず、9:10に電話が繋がった時にはもう満席でした。すごい。
その縁結び参りとは別に、七夕の時期に「星合ひの縁結び参り」という七夕にちなんだ縁結び参りが開催されるので、是非行きたいと思い申し込みをしました。
2020年は7月5日と7日の2日間の開催。初穂料は5000円からです。
7日の開催時間は18時からと19時からの2回から選べたので18時で申し込みをしてみました。
🌸実際に行ってみました
梶の葉に願い事を書く
私が参加したのは18時からのご祈祷。所要時間は約30分なのですが、開始20分前に来てくださいとのこと。(梶の葉に願い事を書いて奉納するため、記入する時間が必要だからです。)神社右手の社務所奥に社殿があるので、受付をして梶の葉を受け取ります。
梶の葉というのは、古来、七夕の願い事を書いたのは紙の短冊ではなく梶の葉で、当時の貴族は宮中で和歌や願い事を書き、天の川を渡る船の舵(梶)となって星に願いが届くように祈りを捧げたそう。
梶の葉に書く筆記用具には筆と筆ペンが準備されています。やはりここは風情があるので筆を選択!硯の墨で文字を書くのは久しぶりです。
多少、葉の葉脈に引っかかるのはありましたが意外と書きやすい。そして漢字を間違えました。チーン。
なんとかうまく誤魔化して書き上げましたが、まさか「縁」の字を間違えるとは…汗
ご祈祷場所へ移動
願い事を書き上げた後、開始時間まで待合所のようなところで待機。
時間が来たので本殿へ移動。渡り廊下には足元にライト、欄干に季節の花が飾ってあって良い雰囲気。
ご祈祷
星合ひの縁結び参り式
1)修祓(しゅばつ):社殿で神事を行うにあたり神具・祭具並びに参列者をお祓いする
2)斎主一拝(さいしゅいっぱい):斎主に合わせて御祭神に一礼
3)献饌(けんせん):御祭神に御供物をお上げします
4)祝詞奏上(のりとそうじょう):参列者が御祭神の御神徳をいただき良き「縁」に結ばれるようご祈願
5)福鈴の儀(ふくすずのぎ):巫女が振る鈴の音をもち、参列者をお清め
6)七夕の儀(たなばたのぎ):願い事を書いた「梶の葉」を、1人ずつご神前にお供えする
7)玉串奉奠(たまぐしほうてん):斎主が参列者を代表し、玉串を供えて良縁を祈願。斎主に合わせて「二礼二拍手一礼」で参拝
8)撤饌(てっせん):ご神前よりお供えした「星合ひ守」をお下げする
9)斎主一礼(さいしゅいちれい):式の結びに、斎主合わせて御祭神に一礼する
ちなみにコロナ対策のため、通常は30名までなのですが、席を間引いてその半数くらいの参列者となっていました。
七夕の儀で1人ずつ梶の葉をお供えしに行くのですが、1人立つたびに琴の音がなるという雅さ。素敵です。
🌸星合ひ守
「星合ひ」(ほしあい)というのは、
7月7日の夜、牽牛星・織姫星の2つの星が出合うこと。七夕。
日本の七夕は、棚機津女と呼ばれる乙女が、「梶の木」より作られた布「太布(たふ)」から着物を織り、秋の豊作を祈願した伝説に由来するといわれています。
(赤坂氷川神社 星合ひの縁結び参り)
太布(たふ)とは、和紙の原料である梶の木などの樹木から織られ、日本最古の布と言われています。現在この技法が伝承されているのは徳島県那賀郡那賀町木頭和無田のみとのこと。平成29年に「阿波の太布製造技術」として国の重要無形民族文化財に指定されているそう。この布を特別に奉製したお守りが「星合ひ守」です。可愛くて鞄につけていても違和感ないし、これはご利益ありそうです。
🌸限定御朱印
梶の葉を用いた和紙で、デザインにも梶の葉を採用した2種類の御朱印の領布は7月1日〜7月7日(初穂料500円)。織姫のイメージの桃色と、彦星のイメージのブルーです。和紙が特殊なのもあり枚数限定(書き置きタイプ)となっています。(どちらか選べなかったので両方、授与してもらいました笑)
御祈祷中、雨は止んでいましたが風が強く、琴や笛の音が響いてとても不思議な雰囲気でした。まだこの時間は明るかったため、もしかすると19時の回で参列した方が夜の雰囲気があって更に良かったかもしれません。とはいえ、行ってとても良かったです。(次行く時は19時の回にしようかな☺️)
お参りの後におみくじを引いたらなんと大吉が出ました!良いことありますように。(今回はさくらんぼみくじじゃなく通常のおみくじを引いてみました。さくらんぼみくじは可愛い根付が入っているので、初めて行く方は是非↓↓↓こちらの記事参照)
🌸おまけ(赤坂でオススメのケーキ屋さん)
御祈祷の前後に寄りたいショコラ・ケーキ屋さんがこちら。「リベルターブル」です。
コロナの問題が無ければ夜21時まででイートインもあるのでとても良い感じ。チョコレート使いが神がかっているのでLinお気に入りのお店です。(公式サイトはこちら)
チョコレート系がオススメ
L in🌸