東京パワースポット巡り①「田無神社」@西東京市・田無

この記事は約7分で読めます。

こんにちは、Linです🌸

久しぶりに神社に行った記事を書きますね。

東京最強のパワースポットはどこ?なんて言っても、神社には祀られている神様がそれぞれ違いますし、パワースポットにも相性の良い悪いもあると言います。

ご利益も開運・厄除・縁結び・交通安全・安産などなど…

東京パワースポット巡り①、今回は西東京市・田無にある「田無神社」です。東京都ではあるもののなぜ第一回が西東京市という西の端の神社スタートなのか?と言いますと、コロナの関係で郊外じゃないとハードルが高いから…というだけではありません。(それもあるけど)

こちらの主祭神は級津彦命(しなつひこのみこと)、級戸辺命(しなとべのみこと)、大国主命です。五行思想に基づき級津彦命・級戸辺命として金龍を本殿に、境内には黒龍(北)、白龍(西)、赤龍(南)、青龍(東)を配祀しています。龍神様にはそれぞれ守っている方角とご利益があります。5龍神を信仰されているということで全国的に珍しい神社パワースポットなのです

スポンサーリンク

🌸田無神社について

創建

創建は正応年間(1288~1293)あるいは健長年間(1249~1256)と伝えられています。当初は谷戸の宮山で尉殿大権現と称していましたが、正保3年(1646年)に田無の地へ、宮山の尉殿大権現、上保谷尉殿権現のどちらか(もしくは両方から)御霊が分祀されました。(男神の級津彦命、または女神の級戸辺命と両方なのかは不明)ちなみに保谷の伝承では上保谷尉殿権現が男神、田無尉殿権現を女神としていますが、田無の伝承では男神・女神が逆に解釈されています。

江戸末期までの神仏習合の時代まで尉殿大権現は西光寺(現総持寺)が別当を務め、倶利伽羅不動明王像(龍神)を御神体としていました。明治元年(1868年)の神仏分離令で御神体の倶利伽羅不動明王像は西光寺本堂に奉安遷座しました。

明治5年(1872年)、村内の熊野神社、八幡神社を合祀し社名を田無神社へ改めました。その際に大国主命(オオクニヌシノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)、猿田彦命(サルタヒコノミコト)など国内諸神をお祀りしました。明治43年には町内の5つの小社を合祀し、昭和24年には大阪阿倍野の大鳥神社より大鳥大神(オオトリノオオカミ)が分祀されて現在に至ります。

祭礼日

祭礼日: 1月→歳旦祭、成人奉告祭、2月→節分祭、祈念祭、初午祭、4月→五穀豊穣祭・雹祭、6月→三社祭、夏越の大祓、御田植祭、7月→津島神社祭、8月→慰霊祭、9月→龍神祭、阿波州神社例大祭、10月→宵宮祭・例大祭、尉殿神社例大祭、下保谷天神社例大祭、11月→新嘗祭、12月→師走の大祓、除夜祭

御祭神の伝説

級津彦命は「古事記」では、神産みにおいてイザナギとイザナミの間に生まれた神で、風の神様です。「日本書紀」では神産みの第6の1書でイザナミが朝霧を吹き払った息から級戸辺命または級津彦命が生まれたとのこと。

伊勢神宮には内宮の別宮に風日祈宮(カザヒヒノヒノミヤ)、外宮の別宮に風宮があり、どちらも級津彦命と級戸辺命を祀っています。

伊勢神宮に参拝予定の方は、伊勢神宮参拝で気をつけた方がいい事についての記事を書いているので是非)

昨年11月に伊勢神宮に行った時の記事

大国主命は出雲大社の祭神であり、非常に多くの異称とご利益を持つ神様です。

アクセス

所在地は東京都西東京市田無町3-7-4です。

公共交通機関で行く場合

最寄り駅:西武新宿線の田無駅北口から徒歩6分。バスを利用する場合は、JR武蔵境駅、西武池袋線ひばりヶ丘駅、JR吉祥寺駅、三鷹駅からバスで10分~20分ほど。

車で行く場合

車で行かれる場合、神社の北側に参拝者用の駐車場があります。

🌸参拝

表参道は東からですが、駐車場が北側にあるので、うっかり北側にある裏参道から入ってしまいそうになるので注意が必要かも。

鳥居の前でお辞儀をしたら敷地内へ。

各龍神様の参拝をまわります。お賽銭を入れて、2礼、2拍手、1礼。

赤龍様

表参道の鳥居をくぐるとすぐに右手に赤龍(夏を表し南方を守る。書斎など努力の場を守護。学業・勝負運・出世運のご利益)の小さなほこらがあります。

赤龍

狛犬を過ぎると右手に同祖神と手水舎が。

同祖神の前には縁結びの鈴がいっぱい結んであります(後述)

ちなみに手水舎は現在はコロナ対策で柄杓はありません。

白龍様

その向かいに祀られているのは白龍(秋を表し西方を守る。金属を司り、秋は収穫の季節なので倉庫や飲食に関わる場所を守護。ご利益は金運・良縁成就です)

白龍

二の鳥居をくぐると右手に授与所・社務所があります。さらに進むと龍神池(ビオトープ)

黒龍様

そのまままっすぐ進むと本殿があります。本殿左手奥には黒龍(冬と北方を司り、健康と家内安全のご利益があります)

黒龍

青龍様

神社敷地内の右手奥には青龍(春を象徴する東方の守護神。風や樹木を司ることから庭園などを守護し、スポーツや芸能の技芸向上・就業成就のご利益があります)が祀られています。

青龍

撫龍様

授与所の左手には東参道があり、撫龍が。龍と玉を撫でると運気向上のご利益があります。

撫龍

本殿参拝

では本殿参拝です。

(現在はコロナ対応で普段の手水舎マナーが使えないのと、赤龍様の祠が手水舎より手前にあるので、本殿参拝のところに手水舎を入れています)

手水舎

①お辞儀をして鳥居をくぐり、まずは手水で手と口を清めます。

コロナ対応前の手水舎

(コロナ対策で現在は柄杓なしですが、柄杓のお作法はこちら。まずは柄杓で左手に水をかけ、次に右手に水をかけます。

左手に水をためて口をすすぎ、口に手を当てて隠して水を出します。

口をつけた左手を再度水で流し、最後に残った水で柄杓の柄を流します。)

②手水で清めた後は、参拝です。お賽銭を入れて、2礼、2拍手、1礼です。

本殿だけではなく是非龍神様、境内に祀られている他の神様もお参りください。

御神木

御神木

本殿の左には御神木があります。実はこの神社、13世紀の鎌倉時代に創建されており、歴史的建造物として指定されているのですが、御神木は市指定天然記念物。本殿の右手前には龍神様の御神木もあります。

大黒様

大黒様のところでは、木槌で魚の形の木をポコポコ叩くとご利益が得られます。

古札・お焚き上げ

お人形、写真、だるま、ぬいぐるみのお焚き上げは不可と書かれています。

それ以外であれば他の神社の授与品もお願いできるのかもしれませんね。(確認してみてください〜)

🌸御朱印

御朱印は通常版以外にもたくさんの種類が季節限定であります。

田無神社謹製の御朱印帳と御朱印袋、デザインが神職の衣装になってて可愛い。

🌸縁結びおみくじと鈴

おみくじコーナー、幾つもの種類が豊富にあるんですよね。

てるてる短冊も

私は田無縁結びおみくじにしました。中に「結び鈴」が2つ入っています。大きな「結び鈴」は結び処へ結びつけ、小さな「結び鈴」は大切に持っておくというもの。

結び処は同祖神様の前です。

ちなみに、もしも鈴が2つついていたら…とおみくじのところに書いてあるんですけど、ついていたらどうなのか書いてないんですよね。年末に行った時は鈴1つだったんですけど、今回6月に行った時には鈴が2つ!

おみくじ結果は小吉でしたが、これはもしや縁結び幸運の兆し…?(期待)

良い事会ったらレポしますね(キラキラ)

🌸おまけ(田無の美味しいつけ麺屋さん)

田無神社へお参りに行く際、田無駅周辺で美味しいつけ麺屋さんがあったので、書いてみます。全粒粉を使用した極太のつけ麺、「麺匠ヒムロク」さんです。

シンプルかつ、どストレートなつけ麺で勝負。麺はもっちりと歯応えあり、スープはガツンと魚粉と塩味のバランスが良いです。太い麺を茹でるのに時間がかかることもあって行列。

麺匠ヒムロクさんのつけ麺

関連ランキング:つけ麺 | 田無駅西武柳沢駅

以上、東京パワースポット巡り第一回は「田無神社」でした。次回は東伏見稲荷神社です。(予定)

Lin🌸

タイトルとURLをコピーしました