こんにちは、Linです🌸
恋愛最強の縁結び神社はどこでしょうか?
神社と言っても祀られている神様がそれぞれ違います。
相性の良い悪いもあるみたいで、一口にどこが1番とは言えないようですが、女子たるもの、縁結び神頼みしたい時もある!
あちこちの縁結び神社巡りについて、シリーズその⑥、今回は六本木と赤坂の間にある「赤坂氷川神社」です。
こちらは厄除け、良縁・縁結びに御利益があるとされている神社です。(公式サイトはこちら)
🌸赤坂氷川神社
東京十社に数えられ、また、東京三大縁結び神社の一つ。特に困難な状況からの恋愛成就であったことから、叶いそうにない困難な恋の成就に御利益があるといわれています。
平日昼間に行きましたが、若い女性の参拝客がちらちらと絶えず。また、境内は遊具があり子供が遊ぶ姿も見られるのですがなにしろ広いため閑静。紅葉の季節に来たらイチョウの葉が地面を覆うのが綺麗だろうな、と想像してしまいます。
由緒
天暦5年(西暦951年)武州豊島郡一ツ木村に祀られて以来、1000年以上の歴史を持ちます。創祀から100年後に関東で大旱魃があり、降雨の祈願で験があったため、以来よく祭事が行われました。
また江戸時代に建てられた社殿は安政の大地震や関東大震災、東京大空襲の被災を免れており、ご利益の強さを窺い知ることができます。
明治天皇から東京の鎮護と万民の安泰を祈る「准勅祭社」として定められ、現在は東京十社のひとつとなっています。
御祭神
・素盞嗚尊(スサノオノミコト)
・奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)
・大己貴命(オオナムヂノミコト)
素盞嗚尊は八岐大蛇を退治した事から悪しきもの「厄」を祓う力が強い神様。奇稲田姫命は素盞嗚尊が八岐大蛇を退治された時に救い出されて結婚されました。
なので、素盞嗚尊と奇稲田姫命は夫婦神としてお祀りされています。
大己貴命は大国主命といい、素盞嗚尊と奇稲田姫命の御子孫。あらゆる縁を結ぶ事から縁結びの神様として崇敬されており、縁結びで有名な出雲大社の主祭神です。
この三柱の神様をお祭りしている事から、厄除け・良縁(縁結び)のご神徳が強い神社とされてきました。
祭典
赤坂氷川(9月中旬):江戸時代、宮神輿2基を氏子赤坂21ヶ町の江戸型山車13本で警固し神領内を巡行すお祭りでした。
その後うち1基は譲渡され、もう1基は東京大空襲で焼失してしまったため、しばらくは町神輿のみで行っていたのですが平成28年の徳川吉宗公将軍就任300年に合わせて宮神輿を新調、復活巡行することとなったのです。
宵宮巡行、子供神輿、奉納演奏、例大祭、神幸祭と祭りの開催は3日に及びます。夜店や盆踊りもありなかなかの賑わい。
🌸アクセス
最寄り駅は、赤坂駅6番出口(千代田線)、六本木駅6・7番出口(日比谷線・大江戸線)、六本木一丁目(なんぼくせん)、溜池山王駅12番出口(銀座線)で、各駅から徒歩約8分。都バスのアークヒルズ前からも徒歩8分です。
駐車場:境内に8台ほどの駐車スペースがあります。
所在地:東京都港区赤坂6-10-12
Tel:03-3583-1935
祈祷受付時間は9時30分から16時までとなっています。(5000円より)
🌸参拝
私が選んだのは六本木駅から徒歩でのルート。アメリカ大使館宿舎の横を抜けて緑の多い道へ入って行ったところ左手に入り口が。
御神木(大銀杏)
お辞儀をして鳥居をくぐると、右手に御神木の大銀杏。この大銀杏は氷川神社創建の100年以上も前からある天然記念物の御神木で樹齢400年になるそう。立派ですね。
大銀杏をこえて真っ直ぐ行くと左手に手水舎、その奥が社殿です。
参拝
では参拝しましょう。
手水舎のお作法
①まずは手水で手と口を清めます。
まずは柄杓で左手に水をかけ、次に右手に水をかけます。
左手に水をためて口をすすぎ、口に手を当てて隠して水を出します。
口をつけた左手を再度水で流し、最後に残った水で柄杓の柄を流します。
②手水で清めた後は、参拝です。お賽銭を入れて、2礼、2拍手、1礼です。
結婚式をしているところに行けると運が良いとされていますが、この日は残念ながら通常のご祈祷のみ。
お参りを済ませたらおみくじと御朱印をいただきに社務所へ。
おみくじ、御朱印とお守り
縁結びみくじ(さくらんぼみくじ)
さくらんぼの根付入り恋みくじ(初穂料200円)です。神様に願をかけて祈りましょうと書かれていたのでもう一回参拝しました(笑)
そして、このさくらんぼ根付、可愛い☺️
伊勢神宮で買ったピンクの御朱印袋につけたら、良い感じです!🌸
お守り
縁結び、厄除けなどのお守りが並んでいますが、特徴的なのはやかん鈴(初穂料400円)という御守り。
「幸福を沸かす、幸福を注ぐ」という由来のある鈴。
幸福は自らの努力で作り、他人に分け与えるべきとの教えを表します。ほか、イチョウの御守りも。
御朱印
通常の御朱印は赤坂氷川神社、四合神社ともに初穂料は各300円。
それとは別に期間限定の御朱印もあります。
季節の御朱印「さくら参り」(初穂料500円)は境内神域にある桜の樹木と落ち葉から抽出した染液を用いて奉製されているそう。福井県の「越前和紙」職人の手で草木染めされた和紙だとか。
3月20日から29日まで。
夜桜バージョンは3月26日の18時からで、さくら参りの色が黄色がかっているのに対し、ブルーがかった色味の紙を使用しています。可愛いなあ☺️
🌸四合稲荷
階段を降りると 左手に四合稲荷が 可愛い…
赤坂氷川神社の境内を階段で降りたところに、江戸城の無血開城に尽力した勝海舟が命名した四合稲荷神社(しあわせいなり)があります。
7社の稲荷が合祀されており、御祭神は宇迦之御魂神、御神徳は五穀豊穣と商売繁盛です。
🌸縁結び参り
月に一回、友引の日に「縁結び参り」(初穂料3000円~)というご祈祷があります。
毎月1日の9時から翌月の申し込み受付が始まるのですが、受付開始後10分経たずに定員(30名)になるという人気ぶり。
これは日中(16時まで)の祈祷が出来ない人のために月に1度だけ18時~8時30分に祈願を行うというものなのですが、境内に祀られている勝海舟が名付けた「四合稲荷」にちなんだ「四合御櫛」と、神事で清められた藍で愛の種を育むお守り「藍の種のお守り袋」が授与されます。
櫛というと、素盞嗚尊が八岐大蛇を退治する際に奇稲田姫命を神通力でクシに変えて髪にさしたというエピソードがあるんですね。
そんなわけで、赤坂氷川神社で結婚式を挙げると、花嫁が新郎につげの櫛を渡す「御櫛預けの儀(みくしあずけのぎ)」という儀式があるそう。なんという御利益のありそうな授与品でしょう!
とはいえ、この縁結び参りを行ったら何もしなくても御利益があるのではなく日頃からの心掛けで縁が導かれて結果が結ばれるそうです。
困難な恋愛成就の活路をひらくのにはやはり努力が必要ですね。
ちなみに7月の縁結び参りは「星合ひの縁結び参り」という七夕スペシャルバージョン。
ラッキーなことに申し込みができたので行ってきた記事を書いてます。(ブログ記事はこちら)
Lin🌸