「沖縄グルメと観光スポット満喫!」3泊4日の一人旅の2日目。
今回のハイライトは、
・古宇利島へ早朝ドライブ、
・美ら海水族館でジンベエザメをゆったり見て、
・長寿村こと大宜味村・笑味の店で島野菜ランチ、
・大石林山のスピリチュアルガイドツアー、
・海蛇イラブー料理カナでディナーです。
(ちなみに初日は、沖縄ワールドの向かいにあるガンガラーの谷ツアー、斎場御嶽を回りました。初日のブログ記事はこちら)
🌸観光スポット:朝の古宇利島ドライブ
ドライブルートで是非行っておきたい場所の1つに古宇利島(こうりじま。公式サイトはこちら)があります。
美ら海水族館の近くにあるので、行く予定があればぐるりとドライブされると良い感じかもしれません。
写真スポットであるハートロックは古宇利島の北端にあります。
屋我地島
古宇利島へは名護から屋我地島を抜けて、海を渡る長い道路を走るのですが、見晴らしが良くて。
(ちなみに屋我地島にもビーチがあって、お洒落カフェも色々。行ったのが早朝なのでどこも寄らなかったけど、「CALiN」さんとかめちゃ雰囲気良い〜)
今年(2019年)沖縄は梅雨明けが遅く6/29だったため、この日(6/28)はまだ6/27に台風が去った後も
梅雨で天候が回復しておらず最高の景観とまではいかなかったのですが、それでも沖縄の海を感じながらのドライブは楽しかったです。
美ら海水族館が開館するのが8:30だったので、8時前に古宇利島へ。
この時間帯、ほかに走る車は一台くらいしか視界に入ってこず、貸し切り状態のサトウキビ畑横をドライブ。
緑が豊かです。
スルル洞
古宇利島の外周道路を走るとスルル洞の入り口(のジャングル)が見えてきます。
スルル洞は洞窟内で火の神への神事が行われるパワースポットだそうです。
スルル洞に行くならツアー
干潮時しか入れなかったり、道がジャングルでかなり歩きづらいよう。
ツアーがあったりするようなので行くならそちらを利用されるのが良さそうです☺
(那覇にある治療院さんがツアー参加したら神秘的で良かったというブログ記事があったので、リンクを貼らせていただきました。ご参考までに。)
古宇利オーシャンタワーは朝9時から
天気が良ければビーチまで行ったのですが、まあ時間も限られているので、ぐるりと回って終了に。
ちなみに8時過ぎる頃から、他の車が古宇利島へ何台も入っていくのが見えました。
もちろん、いきなりごった返すほどではなかったですが
古宇利オーシャンタワー(公式サイトはこちら)の展望台が朝9時からなので、多くの方がいらっしゃるのはそれ以降の時間帯なのかもしれません。
🌸観光スポット:美ら海水族館
古宇利島ドライブの後、向かったのは美ら海水族館(ちゅらうみ水族館・公式サイトはこちら)です。
西海岸の海辺という素敵ロケーション。
イルカショーで餌やりも出来たり、同じ敷地内には海ガメ館などの色々な施設もあります。
見どころは?
1番の見どころはやはり8mを超えるジンベエザメが2匹、同じ水槽内でゆったり泳ぐ姿が見れるところでしょうか。
駐車場に入ると、その階が2Fになっていたので階段を降りて水族館へ。
入場券は1800円(大人)ですが、利用したレンタカー屋さんが美ら海水族館入場券を1000円にしてくれるサービスがあったので、そこで購入。
美ら海水族館はゆいレール(那覇のモノレール)1日乗り放題券などでも割引きありますが、800円割引きは結構大きいんですね。
人数分その値段で買えるので、家族連れだとメリット大かも。
(利用したのは定価の最大50%OFFのレンタカー 「全国格安タクシーたびらい」で検索して条件が希望通りだったJネットレンタカーさんです)
美ら海水族館は入ると素手でナマコやヒトデを触れるコーナーがあります。
いくつかの水槽を見ていくと沖縄にいる毒を持つ生き物の展示が。
ヒトデがさわれる ハブクラゲ ハブクラゲの説明用模型:光っている部位が毒のある部位
猛毒のハブクラゲの模型展示では、毒のある部位はボタンを押すと光るので分かりやすい。
また、美ら海水族館でしか見れない魚や生き物も多いので見ていて楽しい☺
ジンベエザメとマンタ
4Fからは水槽の上から様子を見れるようになっていて、ジンベエザメやマンタの餌やりが決まった時間に見れるようになっています。
わたしは巨大な水槽を泳ぐジンベエザメとマンタを見るのに夢中だったので、餌やりの時間も水槽内の様子で見ました。
ちなみに餌を食べるマンタは水中で宙返りするのです👀
移動の時間が来たので私はでましたが、ゆっくり過ごせば3時間くらいいられそう。
(ちなみに、わたしの滞在時間は1時間半でした)
🌸田空の駅ハーソー公園へ
備瀬のフクギ並木
美ら海水族館の近くには「備瀬のフクギ並木」と呼ばれるフクギの並木が徒歩30分ほど続く水牛車で原生林の散策ができる癒し系スポットがあります。(こちらのサイトがわかりやすいです)
本当ならそことチャハヤブランという人気のカフェ(公式サイト)に寄りたかったところなんですが、備瀬のフクギ並木は徒歩で30分かかり少し時間がかかる…
午後には北部に予定があるので、結局ランチの予定を別の場所(大宜味村)で入れてしまいました。そんなわけで道中でお土産を見ようと田空の駅ハーソー公園へ。
田空の駅 ハーソー公園
田空の駅 ハーソー公園は、美ら海美術館から車で5~10分ほど。
小さな道の駅でヤギの鳴き声が聞こえると思ったら、本当にヤギを飼ってました。笑
ヤギのミルク クッキー
可愛いパッケージに入ったヤギのミルククッキー(300円)は、特に臭みもなく、さくさく軽い一口サイズ。味は紅芋、カボチャ、黒糖、プレーンの4種です。
3個買うと、100円で箱に入れてくれます。
ちなみに上の写真でクッキーの横に写っている月桃茶は沖縄のハーブ茶。赤ワインの34倍ポリフェノールが入っているとか。
葉で出すお茶が多いようですが、月桃の実から作られたお茶もあります。
味は分からないのですがアンチエイジング等に効果あるようです。
場所情報
「田空の駅 ハーソー公園」(公式サイトはこちら)
県本部町具志堅1334(許田I.Cから27km)
10:00~17:00 定休日:火曜
🌸沖縄グルメ:大宜味村の島野菜
大宜味村、通称「長寿村」
長寿村と呼ばれている大宜味村へ。
この大宜味村というのは沖縄本島北部、やんばるエリアに入るあたりにあります。
グーグルマップによると、許田ICから車で約40分くらい北上したところにあります。
(実際はもう少しかかるかもしれません)
笑味の店で島野菜ランチ
「笑味の店」は国道58号線沿いにあります。
黄色い看板があるのでそれが目印。横の空き地が駐車場。
なかなか渋い雰囲気なので本当に営業してるのかちょっと心配になりますが、実はお店の入り口は国道の裏側です。
入り口でハイビスカスがお出迎えしてくれました。
笑味の店 国道側の見え方 ハイビスカスの花 笑味の店入り口
こちらのお店では、島のおばぁが育てた島野菜で作るお料理をいただけます。
島野菜とは
島野菜というと島人参やナーベーラ(ヘチマ)、ゴーヤなんかが有名ですが
インガナ(ホソバワダン)、カンダバー(サツマイモの葉)、イーチョバー(ウイキョウ)、フーチバー(よもぎ)、ハンダマ(水前寺菜、不老長寿の薬草)、サクナ(長命草と呼ばれる牡丹防風)など。
中には市場には出まわらず、沖縄県民も知らないような島野菜も使っているようです。
まかちくみそーれランチ
まかちくみそーれランチ(1100円)は、お任せランチ。なかなかのボリュームです👀
真ん中にあるおにぎりは玄米おにぎり、じゅうしぃ(炊き込みご飯)おにぎり。
それをぐるっと囲む野菜膳、と言ってもベジタリアンじゃないです。
まかちくみそーれランチの内容
1番手前にあるのはサワーラフテー(豚肉の角煮)で、泡盛とシークワーサー果汁で気長に煮込んだそう。
ホテイチク(沖縄北部のタケノコ)のイリチー(炒め煮)
クガニ(黄金)冷麺にはサクナ(長命草)を練り込んだ麺に、もずくが乗っています。
ゴーヤの卵とじ
スルル(きびなご)のマース(塩)煮
ニガナ(ホソバワダン)の白和えは大宜味村の伝統料理。
ヨーグルトのスモモソース
シークワーサーのサーターアンダギー
紅芋のタピオカ粉入りサーターアンダギー
ハンダマ(不老長寿の薬草)の味噌汁
(あと何かよく分からない小皿料理などもありましたが、お店はすぐに満席になり忙しそうだったので聞けずに不明です)
おそらく、その時期毎にとれる野菜などが違うので、説明書きももらいましたが、一部、内容が違うかもしれません。
大宜味茶
ちなみにお店で出される冷たいお茶(大宜味茶)も、長寿村らしい内容。サクナ(長命草)、緑茶、ウッチン(ウコン)のブレンド茶。
少し独特ですが、身体に良さそうな味。
個人的に、ここのランチが沖縄で食べたお料理の中でダントツで美味しかった☺
長寿膳というメニュー(2500円)もあり、お弁当にも出来たようなので、今も気になる笑
こちらが店内の様子。
クーラーはないので扇風機です☺
ちなみに島野菜は、
「道の駅 許田 やんばる物産センター」というところで買えるようです。
大宜味村で食べたマイナーなものが手に入るかはわからないですが。時間がなくて寄れなかったのが残念💦
また行きたいと思うお店でした。
お土産(笑味の麺)
ランチが非常に美味しかったのでお土産品を物色。笑
笑味の店特製タレなど売ってて気になったのですが、購入したのはこちら。
長寿村の大宜味村のシークワーサーを練りこんだ麺と、島野菜のサクナとイーチョバー(ウイキョウ)を練りこんだ麺です。(1つ320円)
パスタやそばっぽく食べてもいけるとのこと。
シークワーサー麺、夏に冷麺で食べると美味しいに違いない(予想)
関連ランキング:沖縄料理 | 大宜味村
笑味の店
0980-44-3220
沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久61
🌸観光スポット:やんばるエリア・大石林山へ
北部のやんばるエリアは、亜熱帯の森が広がる自然が豊かなエリアです。
大石林山
大石林山は、琉球の創世神アマミキヨが最初に降り立ったと伝えられており
沖縄の聖地となっています👀✨
約2億年前の石灰岩層が隆起して奇岩、巨石群が作られたようで、岩の間からソテツが覗く独特の景観が楽しめます。
普通に入山でも820円で入れますが、今回はスピリチュアルスポットをガイドさんと一緒にまわるスピリチュアルガイドツアー(4000円)に参加してきました。
大石林山スピリチュアルガイドツアー
スピリチュアルガイドツアーは13時から15時の約2時間のプチトレッキング(前日17時までの要予約)
他の一般の方が入れないエリアもガイドしてもらえます。
この特別なエリアは御願人(ウガンサー)という神様に願い事を祈祷してくれる人が入る場所。
ちなみに沖縄は自然崇拝なので、特殊な建物などはありません。
まだ梅雨明けしてなかったのですが、汗だくになりました。ヤブ蚊など虫も多いので、行かれる方は虫除けスプレーなどあると便利です。
御天男神天下り
岩にピタッと体をくっつけて、神様に入山する事をお知らせする挨拶から始まります。
自然豊かな森林内にいる小さな生き物たちを見つけたりして、癒される…!
仙人ガジュマル
仙人ガジュマルと呼ばれるガジュマルに触れてみたり。ガイドさんから落ち葉を拾って持って帰るとお守りになると言われ、数枚いただきました。
木々や岩の温もりと力強さに圧倒されます
生まれ変わりの石
生まれ変わりの石、こちらは三回潜ると生まれ変われると言われる岩です。
1回目で悪い過去を捨て、2回目でリセット、3回目で生まれ変われるというもの。
骨盤石
骨盤石は窪みに座って上に開いている穴を見ると身体の血行が良くなり、女性特有の病気に悩む方にご利益があるといいます。
色々写真を撮ったのですが沢山撮りすぎました。載せきれない…笑
ぜひ直に行ってパワーを感じてきてくださいね😉
🌸沖縄グルメ:海蛇(イラブー)料理
夕食に選んだのはイラブー料理カナさん。TVにも出ているお店です。
海蛇料理とは?
沖縄伝統料理であるイラブー料理は薬食とされており、滋養強壮や疲労回復に良いとされています。
85歳のおばぁが作るとのことで、金土の夜のみ営業なのですが、おばぁの体調次第では急に休みになることもあるそう。
ちなみに沖縄出身の友人知人に海蛇料理のことを聞いたところ、伝統料理ではあるけど「食べないな〜」「なんで、そんなの食べたの?」などの反応が。笑
いいじゃないか、貴重な経験で〜
予約と来店のハードル
よし、沖縄旅行のスケジュールが立ったぞ!と電話したところ、すでに満席…
日程をずらしても満席で、「ダメか…」と諦めかけたのですが、「一人前ならなんとか…」と、お店の方のご好意でねじり込んでもらえました。一人旅だから得することもあったんですね。
そんなわけでなぜか大石林山からかなり南下して北中城へ行く流れに。
アクセスは那覇からでも車で40~50分のエリアなのですが、辺鄙な立地でお店の場所がわかりにくく、電話して聞きました。
テレビに出ると満席で予約が取りづらい状態にもなるし、おばぁの体調も気になるし、次また来れるが分からない、というわけで奮発して、
フルコースの「イラブー汁つきカナ定食」(6000円)を予約。
イラブー汁付きカナ定食
🌸イラブーシンジ(手前にある茶色い汁):
海蛇の燻製(真っ黒)を昆布とタコ糸で巻いたものを煮込んで寝かせると出汁が出ます。
作るのに2~3日かかるとのこと。
飲むと濃厚な鰹節のような風味ですが、少し苦味があり、うまく説明出来ないのですが燻したようななんとも言えない深みがあります。(まあ燻製なんで笑)
🌸ウカライリチー(イラブーシンジの奥):
おからの炒め煮です。今まで食べたおから料理の中で一番好きかも。
🌸スヌイ:
もずくです。
🌸ジーマーミー豆腐:
落花生の豆腐。この白い塊です。
弾力があり、ぶりんぶりんしてます。こりゃ美味しい。
🌸豆腐よう:
島豆腐を米麹、紅麹、泡盛に半年漬け込んだ発酵珍味です。
泡盛のキリッとした味、発酵した島豆腐の締まり具合、ねっとりした舌触り。
これがもう、めちゃくちゃ美味しい☺
珍味好きにはたまりません。
ネットで掲載されているメニューは、ンジャナバーのスーネー: ニガナ(薬草のひとつ)白和えだったんですが、たぶん差し替えになったと思われます。
忙しそうだったので何か聞けませんでした。
🌸クーブイリチー:
昆布の炒め煮。
この昆布、噛むと柔らかく旨味豊富で、実に美味しい。
🌸ドゥル天:
ドゥルワカシー(一般的には田芋を蒸して豚肉、かまぼこ、しいたけなどを加えて練り上げたもの)を揚げたもの。
1990年頃に、居酒屋うりずんで考案されたメニューが広まったらしいです。
中はドゥルンとして粘りと旨味があり、衣はサクサク。
🌸イラブー汁:
昆布と鰹節で煮込んだ豚足(テビチ)、昆布、海蛇の燻製が具です。
白いのはぷるんぷるんの豚足。骨を入れる器が右上に。
イラブー(海蛇)自体はボソボソしていますが汁にエキスが抽出されているので、残さず飲んでくださいとのこと。
🌸フーチバージューシー:
フーチバーはヨモギのこと。じゅうしぃは炊き込みご飯です。
島野菜ランチで食べたじゅうしぃはニンニクが効いて味も濃い目でしたが、こちらはあっさり風味。ニンニクも軽い。
🌸ラフテー:
沖縄郷土料理の1つ。豚肉の皮付き三枚肉を醤油と泡盛で甘辛く煮た角煮ですね。
🌸イナムドゥチ:
沖縄のお祝い料理の1つ、豚肉、こんにゃく、かまぼこなどの入った白味噌仕立ての味噌汁です。
🌸漬物
と、ここまで出た時にはかなり満腹。
もう入らない…と半分くらい残ってる状態で、「すみません、残りお持ち帰りできませんか?」と聞いてみたら
「いいですよー!皆さん、お持ち帰りされるんですよ。」
な、なんだってー!!めちゃくちゃ頑張って食べてましたよ…(早く聞いておけば良かった…!)
🌸デザート:
自宅で採れたグアバのゼリーだそうです。
自宅にグアバとか、さすが南国です✨(これはさすがに店内でいただきました笑)
沖縄来てハードスケジュールだったので、滋養強壮作用に期待しつつ、
ラフテーと、じゅうしぃ、漬物をパックしてもらい、ニコニコでお店を出ました☺
イラブー料理カナ お店情報
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3日目は朝からダイビング&シュノーケリングです。(ブログ記事はこちら)
Lin🌸