ついに待ちに待った初の沖縄ひとり旅、「沖縄グルメと観光スポット満喫!」3泊4日の一人旅です!
しかし梅雨は明けてないわ、令和初の台風が来るやら、何かと心配でしたが、那覇はどうにか曇の予報。
奄美出身の同僚が、「実家は毎日土砂降りみたいですよ」と言っていたけど、大雨回避できて良かった!
1人旅計画の記事にも書きましたが、荷物も7kg以内にするよう6.8kgにまとめられたし(ギリギリ笑)
🌸那覇空港
始発で成田は朝が早くて。お腹がすきます。
レンタカーの空港 送迎前に何か食べる時間あるかな?
と思ったけど、頼んでるwifiレンタル受け取りが国際線の建物なので、往復移動するのに10分くらいかかってしまったので断念。
しかし沖縄、湿度がすごい。100%近いとかベタベタです。
レンタカー送迎バス
那覇空港のレンタカー送迎は行列に並ぶと聞いていて。
どんなもんなのかな?と思っていましたが…
空港の建物を出た道路の中央分離帯に、バス乗り場がありました。
こんな感じ。
12:30 の迎えでバスに乗り、レンタル手続きで13時すぎくらいに車をゲット。
13年ぶりの運転なので、とりあえず南側から那覇市街を出ようと思ってたら、那覇市内の車の混みっぷりにビックリ!
🌸沖縄グルメ:木灰仕様の「沖縄そば」
沖縄といえばソーキそば、というイメージですが、沖縄そばの方が古くからある郷土料理です。
そば粉は使わず小麦粉で製麺しているのですが、
伝統的にはがじゅまるなどの亜熱帯樹木を燃やして出来た灰汁の上澄みを加えて作るそう。
この伝統的な製法で作る沖縄そばは「木灰そば」と呼ばれており、沖縄でも食べられるお店は多くないとか。
(近年は殆どのお店で灰汁を使わず「かん水」を使用しています)
木灰そば「とらや」
さて今回わたしがお邪魔したのは、那覇空港から車で5分程の所にある自家製麺の木灰そば「とらや」さん。(ゆいレールの小禄駅からも5分程です)
沖縄そば
麺の太さが選べるのですが、友人のススメもあって沖縄そばの中細麺(中サイズ 550円)を注文。
スープを啜ると、鰹や昆布の出汁が意外と強く、塩気の中に酸味があります。
麺はコシが強く、この太さでこの食感は新鮮ですね。
沖縄そばと一緒に、炊き込みご飯の「じゅうしぃ」を注文しようと思ってましたが、まさかの売り切れ。
そこで代わりに「ひらやーち」(250円)を注文。
ひらやーち
沖縄風チヂミといった感じですが、チヂミより生地が薄くもちもち、具にはニラが入ってます。
表面はつやつや、パリッと張っており、食感が面白い。うん、美味しい!
私が着いたのは13時半頃だったのでお客様はまばらでしたが、お昼時は混むかもしれませんね。
何しろ食べログでも「名店入り」しているお店なのです。
とらや お店情報
とらや
098-858-2077
沖縄県那覇市赤嶺1-5-14 金城ビル 1F
さて出発
とりあえずレンタルwifiを借りてレンタカーゲットしたので、遅めのランチを食べ、移動を開始したところ、
思っていた以上に道が混んでいる👀💦
那覇市内から抜けて、本当は南側の瀬長島から海沿いエリアを走るつもりだったのですが、
運転久しぶりだし、あまり寄り道せずにガンガラーの谷方面へ。
🌸観光スポット:ガンガラーの谷へ
ガンガラーの谷は、数十万年前に鍾乳洞だったところが崩れて、そこにガジュマルなどが繁って亜熱帯ジャングルみたいになった場所。
15:20からツアーの予約を入れていたので向かったのですが、間違えて向かいの沖縄ワールドに行ってしまいました。笑
ガンガラーの谷はそこではなく、道を挟んで舗装されてない駐車場の奥が入り口です。
↑ これが「ガンガラーの谷」 入り口
すごいひっそり感にちょっとびっくり。なんでこんなに差があるのか。。笑
矢印に沿って降っていくと、洞窟の中に「ケイブカフェ」があります。
ケイブカフェ
外から見たケイブカフェ ケイブカフェ
ケイブカフェは洞窟カフェです。雰囲気ありますよね!
ツアーの待ち合わせ場所がケイブカフェなので、別に何も頼まなくても良いみたいですが、時間があったので注文。
沖縄グルメ:35コーヒー
ドリンクは7種類、トッピングのキューブアイスは5種類の中から選んで組み合わせ35通り。一杯、500円なり。
わたしは35コーヒーにキューブアイス紫芋をトッピング。
35コーヒーというのは、風化した珊瑚を200度で焙煎したコーヒーです。珊瑚の粉が入ってるとかではないようですが、沖縄っぽくて良いですね。
お味はあっさり薄目なのですがコーヒー自体が利尿作用があるため、暑い夏に冷たい珈琲で飲むならこれくらい薄目のもののほうが補水になるかと。(看護師目線)
ガンガラーの谷のお土産
ガンガラーの谷は現在も発掘調査対象になっているところなので、ケイブカフェで売っているものも個性的で面白い。
約1万8000年前に居住していた港川原人という琉球人のルーツになったと思われる遺骨が発掘されたりしているため、
「古代人の胸毛」というネーミングの「もずく」が売っていたり笑
35コーヒーのパッケージもガンガラーの谷の写真、巨大なガジュマルの写真が載っています。
この日は梅雨中でしたが、湿度が高く気温もそれなりに高かったので、喉乾いてたらしくあっという間に飲み干した私。
そうこうしていると電話が。
「ガンガラーの谷です。今どちらですか~?」
「あっすみません、ケイブカフェでコーヒー飲んでました」
「受付、先に済ませてくださいねぇ☺」
あっ。受付するの忘れてました笑という感じでツアー開始となりました。
観光スポット:ガンガラーの谷ツアー
ガンガラーの谷は、数十万年前に鍾乳洞が崩れて、そこにガジュマルなどが繁って出来た亜熱帯ジャングル。
ガイドさんから説明を聞いてからツアー開始。
そこをガイドしてもらいながらまわるツアーに参加してきました。
イナグ洞
母神さまの「イナグ洞」は中には入れません。
ガイドさんが見せてくれた鍾乳石の形、まさに女性そのものです。
イキガ洞
父神さまの「イキガ洞」
こちらもそのまんまアレですね☺
ツアーでは、1人ひとつタンブラーに入った冷たいさんぴん茶が配られるのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった!
コンビニのペットボトルの「さんぴん茶」は薄いのか、ただのお茶の味しかしなかったのでビックリ。
ガジュマルの伝説
ところで木のガジュマルは歩くんですって。
いきなり何を言ってるか分からないと思いますが、実はガジュマル、
木の枝から細く縮れた根っこが無数に垂れているんです。
これが地面について根が張り、元の根から養分がなくなったら、そっちに移動するとか。(ガイドさん談)
不思議👀
港川原人とは
そんなガンガラーの谷ですが、ただ自然を楽しむ場所というわけではありません。
実は、この鍾乳洞に住んでいた人類の祖先のひとつと考えられる「港川原人」の全身の骨が見つかったり土器や貝器が発掘されているため、今も発掘調査が続いている場所。
鍾乳洞を作る琉球石灰岩は珊瑚から出来ているので本土の石灰岩のように水に溶けて酸性にはならないため人骨が溶けずにそのまま残っていたようです。
棺が見つかった鍾乳洞の中でツアーは終了しました。
ちなみに出口はこちら。
↑ 沖縄ワールド(笑)
なんと道路地下が洞窟で、繋がってたんですね☺
🌸観光スポット:斎場御嶽
次に向かったのは、沖縄聖地の1つ、「斎場御嶽」です。
こちらは2000年に世界遺産登録されました。
チケット売り場
チケットを購入する場所と駐車場は、斎場御嶽の横とかではありません。
少し離れた場所にある土産物屋さんの敷地です。
チケット300円で購入し、斎場御嶽に到着したのが17:20。
最終入場時間は17:30なので間に合ったのですが、閉場時間の18:00までにまわりきらないといけません。
斎場御嶽へ
斎場御嶽の入り口建物では通常、ビデオを流しているようなのですが、17時をまわっていたからか、ビデオは終了してました。残念💦
さて斎場御嶽、どんなところかと言いますと大きな石で出来た拝所(御嶽: ウタキ)がいくつもあります。
斎場(せーふぁ)は「最高位の」という意味なので、「最高位の拝所」ですね。
琉球王国時代では男子禁制だったようです。
三庫理(さんぐぅい)
1番奥にある三庫理(さんぐぅい)には「チョウノハナ」という1番格の高い拝所があり、クバの木を伝ってアマミキヨが降りてくるといわれています。
その横には琉球の開祖神アマミキヨが降り立ったと言われている久高島を遥拝できる場所があります。
しっかり拝んで参りました☺
ちなみに…聖地をめぐる際は、「夕方と雨の日は避ける」というルールが…(後で知った)
いつの日かリベンジしに来なくては…!
久高島とは?
知念岬から5km離れている久高島は船で渡らないと行けないため、今回寄る時間がなかったのですが、
琉球の最高聖地ですから次は行きたいところです。
ちなみに斎場御嶽は石畳の道で坂を上るため、歩きやすい靴で行ってくださいね^_^
塩
ちなみに、斎場御嶽のチケット売り場にあるお土産屋さん(南城市地域物産館)には、旧正月に久高島で炊き上げた塩や、お守りなども売っていました。
沖縄と言えば塩も有名ですよね。
タロット占いの得意な友人に塩をお土産で頼まれていたので神様の島、久高島の塩を購入。
旧正月に炊き上げた久高島の塩(1400円くらい)と、通常バージョンの久高島の塩(こちらも値段は同じ)がありました。
このお土産を渡したところ、友人は「これや!こういうのが欲しかったんや!」と大喜び。あげた甲斐があります☺️
ちなみに私は自分用に粟国島近海のサンゴ礁ではぐくまれた海水のみを原料に職人が炊き上げた海水塩「粟国の塩」(540円)を購入したのですが、
わしたショップ国際通り店などでも買える塩だったので、久高島の塩にしたら良かったと後でちょっと後悔。(先に立たず)
それから、興味深いことに祈祷師の方かな?サンさんという方の、葉っぱを使った手作りのお守りなどもあり、足の悪い友人のお土産にしました。
場所情報
「南城市地域物産館」(公式サイトはなんだか情報が少なくて。沖縄情報を書いてる方のブログが結構わかりやすく良かったので、貼らせていただきます🙇♀️)
南城市知念久手賢539 9:00~18:00
🌸沖縄グルメ:「馬汁」
馬汁」って⁉
って思いますよね。私も思いました。どうも宮古島にルーツがある食べ物らしいです。
読み方は「ばじる」
鰹出汁のスープに、人参、昆布、あと大根みたいだけど冬瓜かな?なんだかわからないけど、野菜が馬肉と一緒に煮込まれています。
ヤギ汁ほど癖はないようですが、臭み消しと思われる生姜がたっぷり。
ヨモギが入っているのがまた沖縄っぽいですね。馬肉がちょっと固めな印象(食いちぎれませんでした😂)ですが、なかなか面白い。
一緒に出されたご飯には、漬物とバターが入った小皿が添えられており、このバターは馬汁に入れるのかと思いきや、
「ご飯にどうぞ~」と。笑
私はバター愛に溢れているので、醤油は使用せずバターライスにして馬汁と一緒にいただきました。
(醤油もちょっと使いましたが、醤油使わないバターライスのが馬汁に合う気がします)
券売機がなんだか壊れていて1000円入れたら600円出てきました。笑
お店の人に言ったら「はーい、(お釣り)350円ね~」とあまり動じずにお釣りを渡してくれたのですが
あれ、直した方がええと思います。笑
丸長食堂 お店情報
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丸長食堂
098-938-8902
沖縄県沖縄市美里1-24-13
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「沖縄グルメと観光スポット満喫!」3泊4日の一人旅の初日はこれで終了。
旅はまだまだ続きます。
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Lin🌸