こんにちは、Linです🌸
恋愛最強の縁結び神社はどこだ?シリーズ1回目の氷室神社(神戸)から始まって今回7回目。
神社と言っても祀られている神様がそれぞれ違いますし、相性の良い悪いもあるみたいですね。
一口にどこが1番とは言えないようですが、女子たるもの、縁結び神頼みしたい時もある!
…と、いうわけで。
今回は東京、六本木にある「出雲大社東京分祠」です。
🌸出雲大社(いづもおおやしろ)とは
縁結びの神社として有名な「出雲大社(正式な読みはいづもおおやしろ)」ですが、日本最古の歴史書「古事記」にその創建がつづられているほどの古社です。
明治時代初期までは「出雲大社」という名前ではなく、杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。
天照大神より国譲りを依頼された際に、須佐之男命から賜った神殿(出雲大社)の修復を希望し天津神と約束をしたことから
「古事記」の国譲り神話で大国主大神(出雲大社の主祭神)は天照大神(あまてらすおおみかみ)から国譲りを要請されるですが、
天日隅宮(あめのひすみのみや)と日本書紀で記されている壮大な宮殿が出雲大社であったと言われています。
御祭神
出雲大社の主祭神は大国主大神です。
古事記や日本書紀異伝には須佐之男命の6〜7世の孫とされていますが、日本書紀正伝には素戔嗚尊の息子であり日本国を作った神様です。
大国主神が行った国作りというのは、「人々に農業や医術を教え、生活や社会を作ること」でした。
大国主大神は出雲の王朝を繁栄させ、たくさんの女神と結婚してたくさんの子を儲けたことから縁結びの神様とされています。
また、祟り神としての側面が転じて病を封じる医療の神ともなっています。
総本社・総本宮はどこにあるの?
六本木にある東京分祠は分祠というだけあって、本社は別の場所。島根県にあります。
私が出雲大社の本社に行ったのは菖蒲が花咲く季節でした。
緑に恵まれる広い敷地を歩くと心が穏やかになります。
ちなみに11月(旧暦の10月)は神無月と言われていますが、出雲地方では神在月と呼ばれています。
神在月には出雲大社に全国の神様が集まられるからで、出雲大社御本殿の東西には神々のお宿となるお社が各十九社あります。
しかも神在祭の期間はお社の扉が開かれているんですね。出雲大社の公式サイトを見ると
出雲大社から少し西に移動すると、古事記や日本書記、出雲国風土記などの神話の舞台となった稲佐の浜がありそちらも見所です。
🌸出雲大社東京分祠
分祀とは?
本社の神様を別の場所で祀る際、その神様の神霊を分けた分霊を移すのですが、他の神社より祭神を勧請(かんじょう)した神社を分祠(ぶんし)といいます。
この出雲大社東京分祠があるのは六本木。六本木交差点から徒歩数分ほどの、ビルに囲まれた立地です。
東京分祠もビルの中にあり、3階に御神殿があります。(エレベーターやエスカレーターはないので足で上る感じです)
ご利益は?
縁結びで有名な神社ではありますが、男女のご縁だけでなく、生きとし生けるものの生命のご縁を取り結ぶのが大国主神。
あらゆる良縁を祈願する神社として信仰を集めています。
アクセス
最寄駅は地下鉄の六本木駅。東京メトロ日比谷線で2番出口から徒歩約1分、都営地下鉄大江戸線 7番出口から徒歩約3分です。
🌸参拝
①手水舎
お辞儀をして鳥居をくぐり、階段を登り3階へ。
左手に手水舎がありますので、手水で手と口を清めます。
(コロナの状況次第でどう変わっていくかわからないのですが、一応、本来のお作法を書かせていただきますね。)
柄杓で左手に水をかけ、次に右手に水をかけます。
左手に水をためて口をすすぎ、口に手を当てて隠して水を出します。
口をつけた左手を再度水で流し、最後に残った水で柄杓の柄を流します。
②祓社(はらいのやしろ)
手水で清めた後は、祓社(はらいのやしろ)へ。参拝者の心身を祓い清めるお社です。
通常、神社では二礼二拍手一礼という作法が一般的ですが、出雲大社では二礼(二回おじぎ)四拍手(四回手を打つ)、最後にもう一度おじぎをします。
③ご神殿参拝
ご神殿参拝です。お賽銭を入れて、神語を3回唱えます。
出雲大社の神語は「幸魂奇魂守給幸給」(「さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ」)、
神語を唱える事で大国主大神から御霊力を賜り、幸せの縁を結んでいただけると言います。
神語を唱えたら、2礼、4拍手、1礼。(神様にご挨拶と日々の感謝)
御朱印
お守り
出雲大社の縁結びお守りが色々とあるのですが、特徴的なのがこちらの「縁結びの糸」
この赤と白の糸を普段使うものに使用して身につけたりするのです。
さすが縁結びの神社ですね。
(ちなみに古札返納については御朱印・お守りの授与所でお願いするのですが、出雲大社のお守りのみの返納となっています。)
御神塩
12月の上旬には期間・数量限定でご神塩の授与があります。
用途は、盛塩(神棚や玄関口に)、お祓い(災禍・ケガレを祓う)、お清め(沐浴、洗体に)、外出時の携帯など。
ボトル大が1200円、中が800円、紙の包みは500円でした。
中ボトル(800円)を購入してみました。
ボトルに出雲大社のマークが入って、なかなかお洒落です。
おみくじ
ちなみにおみくじはこんな感じ。
ビルの中にある神社とはいえ、おみくじを結ぶ場所も(神殿前に)ちゃんとありますよ。