ゆるく精神科看護師の漫画を描いてみました〈シリーズ・その3〉

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こんにちは、Linです🌸

また精神科看護師の漫画を描いてみました。今回のテーマは目線を合わせるコミュニケーションです。

ちなみに「ゆる看」シリーズ①&②はこちら。

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ゆるく精神科看護師の漫画を描いてみました③「外出したい」

ゆるく精神科看護師の漫画を描いてみました③「外出したい」

解説:

古いタイプの精神科薬を長く飲んでいた患者さんとか、たまに看護室窓口で話しながら前傾していく人がいます。
前傾していくと顔が見えなくなるので、わたしは積極的に目線を合わせにいくんですよね。
目と目を合わせたコミュニケーションって大事。
ところで認知症の患者さんに行う「ユマニチュード」ってご存知でしょうか?

フランスのイヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティによって1979年に提唱されたケア技法で、4つの大きな柱を基本としています。

高齢社会となった日本でも知名度が結構高くなったので、ご存知の方も多いと思います。

日本ユマニチュード学会さんの公式サイトはこちら)

ユマニチュードとは

1)話す時は正面から目線を合わせて

2)ゆっくりと穏やかに話す

3)触れる(優しく包み込むように)

4)立つ(立たせる)

この4つのうち2つ以上を組み合わせて使う技法です。

例えばトイレ誘導や入浴などのケアを行うと認知症で状況把握ができなくて困っている患者さんも少し気持ちが穏やかになって拒否が少なくなったりするんです。

ポイント

ちなみに中等度よりやや進んだ認知症の患者さんに1)の目線を合わせにいくと、まず目線がなかなか合わないです。

どこを見るとも分からないような宙を見つめるような表情で、場所も人も分からない、声をかけても生返事…

目線を合わせに行こうとすると、障害物を避けるかのように顔の向きを変えられてしまう。

でも!ここで諦めてはいけません。

しばらくしつこく目線を合わせにいくと、ある瞬間にパッと目が合って、その方の顔つきが一瞬我に返るという状態になります。

その瞬間に声をかけると疎通が一瞬改善するんですよね。これポイント。

まあもちろん中等度以上にすすんでいる認知症なので、すぐに忘れてしまい、もとのぼんやりとした状態に戻るのですが、

何も分からない状態のままケアを提供されるのとは違い、1人の人間として扱っていることにつながるんです。

漫画に出てきた患者さんは認知症ではないのですが、やはり目と目を合わせて会話をするということは相手の存在を認めているという姿勢になりますので、

わたしはとても大事に考えています。

Lin🌸

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