こんにちは、Linです🌸
東京最強のパワースポットはどこ?なんて言っても、神社には祀られている神様がそれぞれ違いますし、パワースポットにも相性の良い悪いもあると言います。
ご利益も開運・厄除・縁結び・交通安全・安産などなど…
あちこちのパワースポット・神社巡りについて、シリーズその⑥、今回は東京・新橋にある「烏森神社」。
癌封じ御守りのほか、特色豊かな授与品で魅力ある神社です。
🌸烏森神社
御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
お稲荷様として信仰されている伏見稲荷大社の主祭神。
現在は穀物の神としてだけでなく、農業の神、商工業の神としても信仰されています。
天鈿女命(あめのうずめ)
天照大神が天岩戸に篭ってしまった時に、岩戸を開けさせたのが天鈿女の技芸。
というわけで芸能の始祖神、福の神、おたふくとして知られています。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)
天照大神の子孫であり、農業の神です。
ご利益
こちらの神社のご利益は商売繁盛、技芸上達、家内安全、諸事円満、福貴繁栄、必勝祈願成就です。
癌封じ御守りは必勝祈願からきているのかと思います。
病気の平癒というのは病に打ち勝つということになりますしね。
お稲荷様というと伏見稲荷大社が総本山になりますが、東京にも「東の伏見稲荷大社」と言われる神社があります。
東伏見稲荷神社(西東京市)は京都ほど大きな神社ではありませんが、千本鳥居を彷彿とするお塚巡りも。
詳しくはブログ記事に書いていますのでよかったらご参照くださいませ。
ご由緒
烏森の地は昔、江戸湾の砂浜で一帯は松林だったそう。
この松林に烏が多く集まって巣を作っていたことから「烏の森」とも呼ばれるようになったそうです。
平将門が乱を起こした平安時代の天慶3年(940年)、鎮守将軍藤原秀郷がある稲荷神社に戦勝を祈願しました。
すると白狐がきて白羽の矢を与え、その矢で東夷を鎮めることができたということです。
秀郷がお礼に一社を勧請しようとすると白狐が夢に現れて、「神鳥の群がる所が霊地」と告げたそう。それが烏森稲荷の起源です。
世界三大大火の一つとされる振袖火事(明暦の大火)の際、江戸市中は焼け野原となったが烏森稲荷社だけは不思議にも焼けなかったというエピソードも。
明治6年には烏森稲荷社の社名が烏森神社と改められました。
例大祭
烏森祭は神輿・山車踊りや練り物等で江戸で1・2を争う稲荷祭だったとのこと。
江戸時代までは2月初午の日が例祭日とされていましたが、明治以降は端午の節句5月4・5・6日に改められました。
本社大神輿
神輿師山本正太郎作の最高作とも言われる八つ棟型の大神輿(通称千貫神輿)は四面ある屋根の各面に切妻が載っている珍しいもの。
本社大神輿は類をみない大きさで、二年に一度、五月五日の例大祭に出されるそう。
アクセス
東京都港区新橋2-15-5
電話:03-3591-7865
最寄り駅:
JR新橋駅 西口・日比谷口より徒歩2分/烏森口より徒歩3分
地下鉄(銀座線・都営浅草線)新橋駅から徒歩2~3分のところにあります。
神社は街中の雑居ビル等の建ちならぶ合間に突然出てきます。
さすが新橋。
御参りに行った時、ちょっとびっくりしました。
手水舎
神社敷地内に入っすぐ右手にある手水舎はコンパクトかつシンプル。
都会の中にある神社、という感じ。
社務所
拝殿は真ん中にある階段を登った先。
社務所は階段の左脇に続く通路の奥です。
なんだか和の商店街みたいで、雰囲気が珍しい。
主祭神の倉稲魂命が商業の神様だからでしょうか。
授与品
こちらの烏森神社、癌封じ御守りとはじめ、オリジナリティあふれる特色の授与品、おみくじがあります。
たとえば恵方開通護符という護符があるのですが。
毎年変わる恵方(九星気学)からの天恵を通す烏森神社独自の護符。
護符を貼る方位と日時が決まっており、
フライングスター風水鑑定に使われる24山(二十四方位)方位の表記が入っています。
お守り
癌封じ御守り(初穂料800円)
お守りの中で特徴的なものがこの癌封じ御守り。
癌にならないほか、
癌を封じる(平癒する)、
精神的に癌に打ち勝つことを、祈願された御守。
デザインは、古くから良薬として用いられたカボチャを使用されています。
ちなみに癌封じ御守りだけでなく、癌以外の病気平癒守り、また「癌」という文字を気にする方用の「病気平癒守り」もあります。
幸運の鈴守 天鈿女命の御守
鈴というと魔を払う音のするもの。
ブログ記事赤坂氷川神社の「星合ひの縁結び」でも、巫女が参列者をお清めする福鈴の儀で鳴らしていました。
出かける前や嫌なことがあった時、
願をかけている時、
振って身をお清めたりするのに良いそう。
神棚や玄関等に飾っておき、使用する際は身体の前で左・右・左と3度振って鈴の音で心身を祓い幸運を呼び込みます。
天照大神が岩戸に隠れ暗闇となった世界に明かりを取り戻した天鈿女にあやかった授与品です。
心願 導きの白羽
藤原秀郷が白羽の矢で平将門を平定したことから、願意達成の縁起にあやかる授与品がこちら。
疫病退散に茅の輪くぐりのお守りも
夏越大祓の茅の輪くぐりが6月中旬 〜30日に設置されます。
茅の輪には罪穢れを祓う力があると古より伝えられています。
その間に授与している御守なので通年はないのですが。
コロナのパンデミックがあったことから人気の授与品だったようです。
2022年は6月30日を待たずに品切れていたよう。
おみくじ
おみくじにも烏森神社ならではの特色あるものがあります。
それが、色で叶える願掛けみくじ、心願みくじというもの。
なかなか珍しい雰囲気の御神籤ですよね。
心願みくじ(初穂料500円)
願望、占うものによって四色に色分けされたおみくじです。
おみくじ、願い札、願い玉の3点のセット。
赤:恋愛・良縁
黄:金運・幸運・商売
青:厄祓・仕事学業
緑:健康家庭
専用の書き処にて同色のペン使用で願い事を記し、結び紐に付けます。
この願い札は後日、心願成就祈願が行われるのだそう。
なお、おみくじに超大吉が出た場合。
超大吉御守と強運を周りの方へお分けする福分けセットが授与されます。
通常のおみくじ
私がお参りに行った時は普通のおみくじにしてしまい。
心願みくじを引いておけばよかったなと後でこっそり思ったのは秘密です笑
御朱印
心願みくじに出てきた4色、赤・黄・青・緑の巴紋と烏というなんともカラフルな御朱印です。
また、いつまでも健康で神社巡りをして頂きたいと無病息災の御守を併せて授与しているそう。
色みくじ・鈴守を受けると、それぞれの透かし印も押してもらえるようです。
授与品、おみくじなど、エンターテインメント性に富んでいますね。
天鈿女を主祭神としているからでしょうか?
黒の例大祭御朱印の人気ぶり
例大祭の限定御朱印には個数限定で、邪気を払う烏の黒い塩を併せて授与。
限定の御朱印がある神社は色々ありますが、塩を授けてくれるのは珍しいですね。
烏森神社はなかなか楽しみの多いパワースポットでした!
良かったらまたブログ覗きに来てくださいね。
Lin🌸