東京で世界を食べ歩くシリーズ、今回はどこの国のお料理というわけでもないんですが、六本木にあるノンアルコールバーなる飲食店に行ってみた記事を書いてみたいと思います。
六本木といえば美術館・アートギャラリーが多数あるアートな街であると同時に外国人が多いのですが、ご存知のように大久保や赤坂のようなアジア系の雑多なイメージではないです。
高級ブランドショップが並ぶ六本木ヒルズからは東京タワーが綺麗に見え、ミッドタウンにはリッツカールトン、ヒルズ横にはグランドハイアットと高級ホテルが立つハイソな場所でもあるのですが
白金台みたいな上品なハイソ感ではなくキラキラした夜景の似合うイケイケで高感度パリピの香りが漂う街です。(私のイメージ)
さてそんな場所に、日本ではまだまだ珍しいノンアルコールのバーが今年7月に出来たという噂を聞き、ノンアルコールバーでインスタ映えを狙うぞ!と美術館に行く前に大学の後輩と一緒に行ってみました。
🌸0% ノンアルコール エクスペリエンス
向かったのは六本木交差点から東京タワー方面に大通を歩いて5分とかからない大通沿いの場所。「0%ノンアルコールエクスペリエンス」です。
前情報として私がみたのはインスタ映えなドリンクに、クラブみたいなエロさのある雰囲気のインテリアの写真。
アルコールなしでも酔える空間というのがテーマのようです。これは気になる。
ちなみに私はアルコールが殆ど飲めないのでバーに行くことなんてそうそうないんですよね。
大学の後輩はバー好きで色々通ったりしている男子なので、結構こういう雰囲気のお店に興味もありそうかなと誘ってみました。
あ、先にお伝えしておきますがエロい感じになるのが目的ではありませんよ!エロい感じになるのが目的ではありません!(大事なことなので2回言います)
…まあ行った時間は11:30で昼時なのですからエロくなりようもないんですけどもね。
というわけで張り切ってレポしていきますね。
🌸お店の作り(ムーディーなインテリア)
ちょっとこの写真ではわかりにくいのですが、お店は海外でいうところのテラス席が出せそうな大きく間取りを取った出入り口です。
統一感のある明るいブラウンがちょっといい感じのお洒落感ですね。
左手にカウンターが6席ほどあり、右手はボックス席…といっても長時間まったりできるようなソファーの席ではなく、PCで作業するお一人様席みたいなテーブルが3、4つ。
お昼時なのでカウンターが明るく、ムーディーな雰囲気の写真が撮れなそうだったので奥に来てみた写真がこちら。
椅子はあるんだけど、多分夜に来てスタンディングで飲む方が良さそうな感じかなあ。
結局、お店の人に頼んで明るいけどカウンターの席に座らせてもらうことに。
🌸アイスランド・バブル
今回私が一番気になっていたドリンクがこちら。「アイスランドバブル」です。
カクテルグラスに紫色の液体が注がれた後、外人の店員さんが黒いガンのようなものでグラスの上にバブルを作るんです。
このバブル、指で弾けさせると白い煙と共にアロマが香るんですね。
なんて女子ウケ抜群な演出!
それをノンアルコールで楽しめるのはとても貴重です。
このノンアルコールカクテル、ベースはパイナップルジュースとバタフライピーだそうです。他に蜂蜜とジンジャーも言ってたかなあ。
何しろお店の方が外国の人だったのでもしかしたら私がちゃんと聞き取れてない可能性もあるかも。間違ってたらごめんなさい。
ちなみに英語できるのに英語で会話する気力はありませんでした。(夜勤明けだったから仕方ない。うん。)
ところでバタフライピーってなんぞや?
タイで生息するマメ科の植物で、青い花を咲かせるのがバタフライピーです。
この青には疲れ目回復に効能があるとされるアントシアニンを含んでいてハーブティーで飲まれたりしています。
この紫色はバタフライピーの青い色が入っているんですね。
紫色にするには赤い色味の何かも入ってるんだと思うけど、何が入っているのかな。
そうそう、アイスランドバブルの飲み口は軽やかな甘さと爽やかさがあって、かなり美味しいです。
おまけにバブルが良い香りとともに弾けて煙を残すとか…
これ…お酒だったら結構やばいやつかもしれません(何
🌸生コーラ
後輩男子が頼んだのはこちら、生コーラ。生のコーラって書いているけどコーラではないんです。
ナツメグなどのスパイスを数種類使用し、トニックとフルーツを漬け込んだシロップでちょっと甘味&スパイシーな炭酸ドリンクに仕上げたもの。
レモンの皮の強い香りがめちゃくちゃ合いますね。これも、さっぱりと飲めちゃう感じ。
🌸ゼロ(0)になる
インスタ映えのノンアルコールドリンクといえばこちらも。
見てください、この華やかさ。ノンアルコールバーでインスタ映え、間違いないです!
女子が嫌いなわけないでしょこれは。
2.5杯分くらい入っているので二人でシェア。
これ、カップルで飲むか女子会で飲むかするのが正解なやつかな?
グラス2つに注いで並べると、めっちゃデートっぽい感じになりますよね。っていうかお酒飲めない女子もほろ酔い的な良い気分になるデートスポットじゃないですか。
夜の雰囲気はちょっと体感できてないけど、ここはオススメかも!
ちなみにこちらのドリンクのベースはアップルジュース、ピーチって言ってたと思います。オレンジのスライス、バジル、ドラゴンフルーツの皮は香り付けかな。
これは楽しいぞ〜!🥳
🌸ヴィーガンフード
そうそう。ここのお店、朝は10時から開いているんですよ。さすがノンアルコール。
で、ランチもここで食べちゃおうということでフードも2つ注文してみました。
外国人の多い街ですから当然ヴィーガンの方も結構いらっしゃるんでしょうね。
フードは全てヴィーガン(Vegan)仕様なのです。
ヴィーガンってなんぞや?
と言いますと完全菜食主義者の事で、肉や魚を食べないベジタリアン(菜食主義)に加え卵や乳製品も食べないのがヴィーガンです。
1944年にイギリスでヴィーガン教会を共同設立したドナルド・ワトソンが作った造語で、「人間は動物を搾取することなく生きるべきだという主義」の意味です。
「搾取」に食べるということだけでなく「動物性製品を使用しない」(革製品、毛皮の使用をも避ける)という意味も込めた、そんな生活志向スタイルでもあります。
インドのジャイナ教における出家者用の大禁戒(マハーヴラタ、mahāvrata)に「生き物を傷つけない」(アヒンサーという)ものがあるのですが、その概念にも結びついているようです。
🌸フライドアボカド
アボカドをフライって発想、なかったですね。
衣がサクッと揚がっていて外国人ウケも良さそうなおつまみ系メニュー。
ナチョスにつけるサルサみたいなディップ付きですが、サルサみたいな辛味や酸味はほとんど感じないです。もっと豆っぽいモサっと感があって、割とボリュームもあるかな。
🌸バッファローカリフラワーケサディーヤ
ケサディーヤというのはメキシコのファーストフード。
とうもろこし粉や小麦粉で作られた薄い生地でチーズを包んだものですが、他にかぼちゃや鶏肉、ソーセージ、ジャガイモ、キノコなどを挟むこともあるサンドイッチのようなもの。
バッファローカリフラワーというので、アメリカにいた頃によく食べていたバッファローウィングみたいな味付けなのかと思ったら、ちょっと違いました。
カレー粉っぽいスパイスと甘味のある調味料で味付けされた素揚げカリフラワーって感じかな?
野菜メインとはいえ歯応えも良いので、食べた感もあります。味付けも美味しいし。
ただ、通常ケサディーヤはチーズを使うレシピなんですがチーズを使用してしまうとヴィーガン食には当てはまらなくなってしまうんですよね。これ何使ってるんだろう。
マヨネーズも卵使ってるから違うし…
聞いてくれば良かった。って思うの何度目だろう(笑)
ちなみにバッファローウイングは素揚げにした鶏肉に酸っぱくて辛いソースが絡めてあって、アメリカでは良きビールのお供。これね、お酒飲めないけど私も好きでした。
日本だとどこで食べれるんだろう?なんか食べたくなってきました。
今は無き赤坂のHootersで食べたのは何年前だったかな。懐かしいです。
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