石の形、大きさは用途で使い分けがあります。
キャビテーションの後に組み合わせて今回使用するのは写真左下にある半月状のもの。
フェイシャルのトリートメントで一時期話題になった「かっさ」に少し似ていますね。
この真っ直ぐになった側で流す事で、満遍なく流す感じになるのかと思うと理にかなった形なんだなあと思います。
ちなみに、日本かっさ協会さんのサイトに詳しい説明が載っていたので読むと、中医のジャンルだったんですね。なるほど。
「かっさ」とは、2500年前から中国で行われてきた民間療法である「刮痧(かっさ)療法」が原点。「刮(かつ)」はけずるという意味で、「痧(さ)」は動けなくなって滞っている血液のことをさします。
専用の板を使って皮膚の経絡や反射区を擦って刺激することで、毛細血管に圧を加えて血液の毒を肌表面に押し出し、経絡の流れを良くするというもの。いわば、東洋医学的なデトックスであるといえます。
http://j-kassa.jp/ (日本かっさ協会さんのサイトより)
経絡(ツボ)刺激、血行改善からの老廃物排泄(デトックス)が世界各地に存在しているっていうのはなかなか不思議な感じですけど、
民間療法といえど、これはやはり効果があるという事なんですね。
なお、ストーンマッサージで使われる石は玄武岩(げんぶがん)という火山岩の一種。
この石は温めることで遠赤外線を発するので、これを使ったマッサージでは身体の中までじんわりと温める効果があります。
また、からだが温まることにより、筋肉をほぐしたり、血行を良くして凝りや浮腫(むくみ)を和らげる効果が期待されます。
血行・リンパを流すにはもってこいの手技ですね。
スベスベしてるのとオイルで滑りやすくなってるから、気持ち良く&満遍なくリンパや血流に流せるんですね。
キャビテーションの後にハンドマッサージではなく機械で流すところも多いようですが、ハンドで施術する方が脂肪の排泄を促す力が大きいように思いますし、
ホットストーンを使ったハンドならさらに効果がありそう。
🌸実際にやってみる
施術場所はあまり一度にあちこちすると溶解した脂肪が詰まってしまう(健康上良くない)というので、
お腹、腰の上に乗ったお肉、太もも(前)に決定。どこもしつこくて中々落ちない脂肪達です…敵は強者ですね。
施術台に横になってお腹を出し、キャビテーションの機械をお肉に当てていくと、
機械から出ているラジオ波の周波が肉から骨に伝わってキーンと鳴る音がします。
(そんなに大きな音ではないですけど、気になる人もいるのかな?私は特に気にならない大きさと思いました。)
しばらくラジオ波を当てて耳をすますとイクラがプチプチ潰れるような音が聞こえてきます。
これが脂肪溶解、脂肪が潰されている音なんですね…感動!
こうしてラジオ波で硬くなった脂肪がやっつけられていくと、カチカチになっていたお肉がめちゃくちゃ柔らかくなります。こりゃすごい。
とはいえ、ミルフィーユみたいに巻いた脂肪、いや年輪と申しましょうか。
そうそう一度になくなりはしません。
今日は10階建ての脂肪ビルの10階部分をターゲットにしてますと説明を受けて、長年の積み重ねを消していくには何度かやるしかないなという感じです。
ちなみにキャビテーションの機械にもよるのですが先輩のお店にある機械はカッピングとEMSの機能もついていて、
先輩が「やってみようか?」と言うので、ストーンマッサージの前に少しやってもらったんですけど、
「カッピング」と「EMS」は同時施術だったみたいで…これがまた痛いのなんのって(泣)
結局すぐに泣きが入って、普通にストーンマッサージで気持ちよく流してもらいました。
🌸効果は・・・?
それでは気になる効果について書きます。
じゃじゃん!!
ウエスト→ マイナス2cm、
腹囲(臍の位置で測る腹回り)→マイナス6cm(これはちょっと驚いたのですが、エステ来る1時間前に昼食を食べた影響もあるかな?それにしても減りすぎですね。いやはや有難い事です。)
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